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2学期終業式

2018.12.22

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本日は2学期の終業式でした。
以下に校長講話の全文を記載しました。本日の様子は動画でお伝えします。
 
 
2018年12月22日 千葉明徳中学校・高等学校第二学期終業式 校長講話
 
2018年も残すところ数日となりました。
この1年の出来事を振り返ってみると、世界に目を向けると依然としてアラブ諸国の戦争は続き、多くの犠牲者や家と失った人々がヨーロッパに押し寄せる事態も広がりました。そして、国内では、豪雨災害・地震・夏の猛暑など、様々な災害に見舞われた一年でもありました。皆さん一人ひとりにとって、この一年を振り返ってどんな一年だったのでしょうか。
  そんな中で、今年の暮れ、嬉しかったことがありました。今日は、その話しを紹介して終業式にあたっての講話とします。
  12月15日から高等学校では、入試の関係で、県内150校を超える中学校の先生方が入れ替わりお見えになりました。そして、校長先生も数多く見えられ、私の部屋でお会いすることになりました。すると、いろいろな学校を廻ってこられたある校長先生から、『明徳の生徒さんは、品がありますね!』という言葉を頂きました。
  皆さんは、『品がある』というのは、どういうことだと思いますか。『上品、下品、気品』品がつく言葉は幾つかありますが、その先生は、『上品』という意味で言って下さったのだと思います。
  その時、数年前に京都に行った折に、大徳寺というお寺を訪ねたときのことを思い出しました。その大徳寺の大仙院というお堂の掛け軸にこんな一説が書かれてありました。紹介します。『心は行動となり、行動は習癖を産む、習癖は品性を作り、品性は運命を決する。』と書かれていました。最初にある心、この心とは正しく生きようとする心、積極的に生きようとする心のあり方を言っています。正しく生きよう、積極的に生きようとする心を持って過ごしていると、やがてそれは行動に表れてくる、そして常にそんな行動に心がけていると、習癖、つまり生活の中に身に着いた習慣になっていくということです。そして、生活の中で身に着いた癖・習慣は、その人自身の人間性・品性を作っていくことに結びついて行く、やがてその品性は、その人自身の運命を決めることにもつながっていくことになるということを説いています。
  そして、品性・品があるか、ないかという判断は、あくまで周囲からの客間的な見方です。つまり、先ほどのある中学校の校長先生の言われた、『明徳の生徒さんは品がありますね』という話しは、他のどこかの学校と比べたときの感じ方であり、最高の褒め言葉だと私は感じました。
  さて、そんな明徳生の品はどこから産まれたのか。それは皆さんの日常の身だしなみや、廊下で出会ったときに自然体で出来る爽やかな挨拶など、様々な要素が混じり合って出来たものだと思います。千葉明徳のこの雰囲気を作っているのは、紛れもなく皆さん一人ひとりです。そのことに、皆さんは自信を持ち、これからも千葉明徳の良き伝統にしていって欲しいと思っています。
  もう一度、先ほどの掛け軸の一説を読みます。『心は行動となり、行動は習癖を産む、習癖は品性を作り、品性は運命を決する。』心に留めておいて下さい。
  それでは、様々なことがあった2018年も、あと数日で新たな年を迎えます。高校三年生の皆さんは、卒業式まで約二ヶ月間、力を振り絞り、有終の美を飾って欲しいと思います。来るべき2019年、平成が終わり、元号が変わる年の幕開けです。皆さんにとって最高の年になることを願い、私からの話とします。皆さん、良いお年をお迎え下さい。                   
                                                  千葉明徳中学校・高等学校       校長  園部 茂