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入学式

2018.04.07

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4月7日(土)に、千葉明徳中学校・高等学校の入学式が行われました。

当日は、前日夜の雨もやみ、晴れわたった入学式となりました。

 

入学許可の呼名では、千葉明徳中学校78名、千葉明徳高等学校367名の全新入生から、しっかりした元気な返事がありました。

 

気持ちを新たにして、千葉明徳中高での新しい生活にのぞんでください。

 

 

《平成30年度入学式 式辞》

 例年より暖かい陽気が続き、春本番の彩りを日に日に増している今日の佳き日、千葉市立生浜東小学校校長校長中島 絹子様、生浜地区地域運営委員会会長 長嶋 洋二様、千葉明徳中学校・高等学校同窓会・淑明会会長荒木 由光様はじめ、多くのご来賓の皆様方のご臨席を賜り、平成30年度千葉明徳中学校・高等学校入学式を挙行出来ますことは大きな喜びであります。

  只今、入学許可を致しました中学生78名、高校生367名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。今日の佳き日の感動を決して忘れることなく、全力で今後の学校生活に臨んでいってくれることを心から期待しています。

 さて、新入生の皆さんを本校にお迎えするにあたり、まず、千葉明徳中学校・高等学校の『明徳』という建学の精神のもとで、私達が育てたい人間像についてお話しをします。『明徳』という建学の精神から、私たちが求める人間像は『行動する哲人』です。しかし、その『行動する哲人』とは、皆さんが本校を卒業するときの目標ではありません。多くの皆さんは、卒業後、大学や大学院で学び、やがては社会と繋がっていきます。千葉明徳の目指す『行動する哲人』とは、皆さんがその社会と繋がったときの人間像です。千葉明徳中高で過ごす学校生活は、その『行動する哲人』に着実に近づいていくための土台を作る時間なのです。

 さて、これから皆さんが生きていく未来は、なかなか予測の難しい時代だと言われています。昨年、小・中・高校生を対象に生命保険会社が行った『将来つきたい職業は何ですか』というアンケートが話題になりました。ちなみに、中学生男子の1位は、ITエンジニア、2位がゲームクリエーター、そして第3位はユー チュバーという結果でした。特に2位・3位のゲームクリエーター・ユー チュバーという職業は、つい最近の新しい職業でもあります。そして、この三つの職業に共通している点、それはどの職業も日本国内だけに止まらないということです。つまりは、世界を相手にグローバルな視点で展開されている職業です。また、今後、AI・人工知能が高度に発達していく中で、今ある、多くの仕事が無くなり、一方で、今はない新たな仕事が次々と誕生すると予測されています。そんな中でも、皆さんには、これからの時代を力強く生き抜いていって欲しい、そんな願いを込めて、私達は、皆さんに是非とも身につけて欲しい三つの力を確認し合っています。

 一つ目は、使える英語力です。使える英語力とは単に英語が理解できる、日常的な会話が出来るという程度のものではありません。世界を視野において、グローバルに活躍していくためには、英語で考え、英語で話し合い、英語で自分の意見が言える、そんな力を身につけていくことが必要です。その基礎を身につけるのが、中高の6年間、あるいは高校3年間です。千葉明徳は、英語の授業だけに止まらず、皆さんが英語を身近に感じ、英語を大好きになるような取り組みを学校全体で展開していきます。

 二つ目は、プレゼンテーション力です。私達の目指す、プレゼンテーション力とは、単に発表する力ではありません。プレゼンテーションを作るためには、様々な情報を集める力が求められ、さらにその集めた情報を整理し編集していく力が必要です。そして、最終的には、映像や音楽なども加え、自分の意見や考え方を相手にプレゼントする、それがプレゼンテーションです。つまり、プレゼンテーション力をつけるとは、皆さんの人間としての総合力を高めていくことになると確信しています。

 三つ目は、ICT活用力です。皆さんは、本校でiPadをもって授業や学校行事に活用していくことになります。iPadを持つことによって、皆さんが主体的に授業に参加したり、みんなで話し合いながら学ぶ機会を増やしていきます。iPadを持つ目的は、教育の質を転換していくことです。

 以上、千葉明徳が活気溢れる皆さんをお迎えするにあたり、是非、身につけて頂きたい三つの力についてお話しました。

 

 千葉明徳は、2011年4月に中高一貫コースを開設しました。高等学校も2014年度から『新しい進学校』という明確な目標のもとに学校改革を進めてきました。この間、皆さんの先輩方は、部活動でも立派な成績を修め、文化祭や体育祭などの学校行事でも全校を力強くリードしてきてくれました。そして、勢いのある学校生活の中で培ったお互いの信頼関係は、進路選択の中でお互いを認め合い、励まし合う関係を築いてきました。大学進学においても、まさに団体戦で受験に臨む関係が生まれ、画期的な結果を残してくれています。団体戦で進路選択に臨んでいく学校、先輩達が築いてくれた、そんな素晴らしい校風は、今、新入生の皆さんに引き継がれました。

 新入生の皆さん、千葉明徳中高での主役は皆さん自身です。活気溢れる日々の学校生活の中で、将来の自分自身の進路を実現させ、『行動する哲人』として逞しく生きていくための、しっかりした土台を築いていってくれることを心から期待しています。 

 結びにあたり、保護者の皆様方、本日はお子様方のご入学、誠におめでとうございます。私達教職員一同も、その喜びを共有すると共に、責任の重大さを痛感しているところであります。家庭教育と学校教育は、まさに車の両輪であります。学校と家庭が協力し合い、温かい愛情の中にも、厳しさをもって接していくことが、必ずや学力・人間力の向上につながり、将来を担う、生徒達の教育の基本になると考えております。どうか、保護者の皆様方の、温かいご支援・ご協力を、お願い申し上げます。

 それでは、新入生の皆さんへ、今日の佳き日のお祝いとして、

俳人、高浜 虚子の句を贈ります。

『春風や 闘志抱きて 丘に立つ』  『春風や 闘志抱きて 丘に立つ』

 今、新入生の皆さんは千葉明徳という希望の丘に立ち、これからの人生・学校生活に、どう挑戦していくべきか、闘志を燃やしているところだと思います。すべての新入生の皆さんに、洋々たる前途が待っていることを心から期待し、式辞と致します。

  平成30年4月7日

                                   学校法人千葉明徳学園

                                                   千葉明徳中学校・高等学校

                                                        校長 園 部  茂