学園ニュース

学園ニュース 2017年10月号(212号)

【高等学校】

■◆■法人事務局広報室 海老沢 太郎■◆■

 10月26日(木)に行われたプロ野球ドラフト会議で、本校卒業生(平成23年度)鈴木康平さんがオリックスバファローズから2位指名を受けました。
 鈴木さんは本校入学後、投手に転向し、3年時の夏の大会では、現在プロ野球で活躍する上沢直之投手(日本ハム・当時専修大松戸高)と互角に投げ合うなど、プロ注目の選手にまで成長しました。
 本校卒業後は、国際武道大学に進学し、千葉県学生リーグで通算29勝を挙げる活躍で大きく飛躍しました。大学卒業後は日立製作所に進み、肉体改造に着手。14kgものウエートアップに成功し、ひと回り大きくなった体から繰り出されるMAX151km/hの速球で、日本選手権、都市対抗においても活躍し、今回の指名に至りました。
 順調に入団すれば、本校卒業生で初のプロ野球選手誕生です。京セラドームのマウンドに立ち、柳田悠岐選手(ソフトバンク)や中村剛也選手(西武)などパリーグの名だたる強打者を斬って取り、関西のファンから大喝采を受ける姿を期待し、みんなで応援していきましょう!

鈴木康平投手のコメント(テレビ、新聞報道等によるコメントを抜粋)
 うれしい気持ちもあるけど、やっとスタートラインに立つことができたと思う。2年前は正直、自信がありませんでしたが、今はあります。先発、中継ぎ、抑え、任されたところを全力でこなし、最低でも2桁勝利を達成したい。



【高等学校】

■◆■千葉明徳高等学校 副校長・ICT推進委員 梅澤 俊秀■◆■

 10月13日(金)午後、中学校・高等学校では初めてのICT公開授業を開催しました。
 当日はあいにくの雨となってしまいましたが、多くの来場者を得て成功裏に終えることができました。
 中学校・高等学校では、今年度から中学校は全学年、高校は1年生から順次、生徒一人一台のiPad環境を整え、教育への活用を始めていますが、これに伴って一昨年から学内の関連インフラ整備を始め、iPad関連ネットワークの構築、アクセスポイントの設置、各教室への固定型プロジェクター・スクリーンの設置などを行い、ICT活用が問題なく進められるように準備を進めてきました。今回のICT公開授業は、取り組み始めて半年ではありますが、本校のこれまでの取り組みと現在の到達点や問題などを参加された皆さんにも見て頂き、次世代型の教育のあり方を共に考え、共有することを目的とするものです。また同時に、本校の教員にとってのICT授業実践の研修という意味も持たせていました。
 公開授業は、午後の2時間を公開しましたが、延べで中高併せて34の授業が公開されました。参加された方々は、県内の私立中学校・高等学校の先生方や募集関係の学習塾や河合塾、駿台予備学校などの先生方の他、NTTドコモ、Classi株式会社(ベネッセとソフトバンクが出資した企業)、ロイロノートスクール、シャープ、リクルート、読売新聞東京本社、SEIKOソリューション、大塚商会や本校のベンダーである内田洋行などの企業の皆さんにも多く参加して頂きました。遠くは大阪の近大附属高校の先生や都内の私立高校の先生にも参加頂き、当日の参加者総数は85名となりました。
 教育へのICT利活用は私立中学校・高等学校を中心に急激にその導入が進んでいます。本校は幸いなことに、県内で最も先進的な環境の下でスタートを切ることができましたが、実践面ではもちろん道半ばであり、今回の公開授業も多くの授業はロイロノートスクールを用いた「対話的・協同的授業」の実践でした。まだまだ未熟な部分もあることは事実ですが、新しい授業のあり方を研究し、実践を重ねていくことで、より活用が進み、近い将来にはiPadを使わない授業はあり得ないという時代が訪れるものと確信しています。  是非、来年、再来年と公開授業を重ね、本校のICT利活用の授業が全国的にも評価されるレベルに発展していくよう全職員をあげて取り組んでいきたいと考えています。




【幼稚園】

■◆■千葉明徳短期大学附属幼稚園 教諭 中林 忍■◆■

 今年の『めいとく森の運動会』は雨で1日順延となりましたが、当日の8日(日)は朝から天候に恵まれ、これまで保育の中で取り組んできたことを思う存分に出しきれる運動会となりました。
 オープニングは、年長児による「カマキリ団」(応援団や集団での表現)と「チア」(ダンス)からスタートです。今年の「団」は、カマキリをモチーフとした振り付けと力強いかけ声で、和太鼓に合わせて表現し、「チア」は元気な曲を笑顔で踊り、いくつかの隊形移動もある華やかな表現で、会場が一気に盛り上がりました。続いて体操や歌『がんばりまんのうた』を歌い、最後に、「げんきに やってみよう エイエイオー!」というかけ声とともに各学年の競技種目に移っていきました。
 年少児は、「サル」をテーマに、なりきって走ったり踊ったりしている姿があり、初めての運動会を楽しんでいました。また、年中児は「海賊」となって緑の芝生が、海の上のように見えてくるほど、いきいきと表現や親子競技などに取り組みました。2歳児のひよこ組では、「おばけ」のダンスを楽しんでいる様子に会場から温かい微笑みがこぼれていました。
 そして、明徳幼稚園の起伏のある環境を活かした競技が、年長児による「クロスカントリー」です。松の森を全力で走り抜け、最後に鉄棒やうんていなど、日頃から挑戦してきたものに取り組むという競技ですが、子どもたちが真剣な表情で挑む姿に、感動する保護者が多く、拍手が自然と湧き起こる場面が多々ありました。
 午後は、祖父母競技や卒園児競技、また保護者の有志リレーと、家族で参加して楽しめる競技に、歓声と笑顔が混じり合い、大人も子どもも大いに楽しめる時間となりました。
 フィナーレでは、子どもも保護者もフィールド内に集まり、各クラスで子どもたちを主役に、メダルやカードの贈呈が行われました。笑顔で嬉しそうにもらう子や恥ずかしそうにもらう子など、その姿は個々に違えど、皆、やりきった満足感がその表情に溢れ、フィナーレは温かい雰囲気に包まれました。
 子どもたちは、この運動会までの期間で、「走りたい」「踊りたい」という衝動と身体を動かす楽しさを今まで以上に感じられるようになり、それは、きっと今後の遊びや生活にもつながっていくものと思います。運動会当日は、保護者や地域の方のご理解・ご協力、また学園関係者や学生の皆さんのご協力があったからこそ、楽しい時間を過ごすことができました。ここに紙面をお借りして心より御礼申し上げます。



【中学校】

■◆■千葉明徳中学校 教諭 中澤 祐樹■◆■

 9月30日(土)に中学校の体育祭が行われました。
 1学期から各自出場する種目を決定するとともに応援団を選抜し、体育の時間を用いて一生懸命練習してきました。特に応援団は今年度3年目を迎えました。始めた当時は、1年生として先輩たちの後ろ姿を見ていた生徒たちが3年生となり、中心となって後輩をまとめていた姿に大きな成長を感じました。そして後輩たちは一丸となって、先輩についていき、応援団を支え、縦の繋がりだけでなく横の繋がりも絆として形作られていきました。
 当日は朝から集合し、体育祭の準備を進めました。体育祭の看板なども生徒が書き上げ、自分達で作り上げた体育祭となりました。
 学年種目では、練習時いつも優勢であったチームが本番では逆転される競技もあり、練習通りにいかずとても悔しい顔をしている生徒が何人も見受けられました。
 応援団はどちらも一生懸命頑張りましたが、結果は白団が勝利し、また、競技においても白団が総合優勝を勝ち取りました。結果はどうあれ、生徒は疲れていながらも満足した表情を浮かべていました。
 来年以降も生徒が主体的に取り組み、更に盛り上げていければと考えております。



【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 園長 丹野 禧子■◆■

 やちまたこども園では、8月から子ども達のために新しいプログラムをはじめました。
  「明徳やちまたこども園」が幼児教育者の養成校と連携していることを活用し、その道の専門家である短期大学の教授陣に登場願って、子どもたちの「知的好奇心」を大いにくすぐってもらい、身の回りの物事を通して彼らにその「問題解決能力」や「自らを表現する力」を発揮し、また、向上させてもらおうというものです。
 8月、まず最初に取り組んだのは、深谷ベルタ教授による「BeBeと泥粘土で遊ぼう!短大のカラフルあそぼうカ―」です。1時間30分にわたり、泥粘土の塊を使って表現する面白さや物質の変化など、年長児、年中児が大いに楽しみました。形作るだけでなく、ヒンヤリとした冷たい感触や、結構重いという感覚、自分の思い通りに形作る可塑性、気持ちのいい肌感覚などを、取り組みの中でそれぞれが感じました。「アーおもしろかった」「また来てね」「今度はいつ来るの」「次は何作ろうかな」といった子ども達の声が聞かれました。
 2つ目は、福中理事長の「センスオブワンダー」、身近にある不思議をこども達と考える活動です。第1回の予定は「太陽の不思議」でしたが当日は土砂降り、太陽は出ませんでしたので、「歯の話し」にテーマを変更!、特に男の子が大好きな古生代の生物たちの不思議に、女の子たちも耳をそばだて、目は爛々、熱心に講義と実験に?取り組みました。最後には、理事長から5000万年前のサメの歯の化石をプレゼントにいただきました。びっくりしたのは、子ども達が古生代や、恐竜期の色々な生物の名前や形状を知っていることでした。
 そして、3つ目は短大の幼児音楽の講師、阿部友理先生の「音で遊ぼう」で、ピアノに合わせてのリトミックを中心に楽しい歌遊び、わらべ歌遊びに取り組みました。いつもは照れからかクラスではあまり取り組まない子も、最初から最後まで汗をかくほど楽しんで動き、お昼寝もぐっすり。見ているだけでもなんだか楽しくてワクワクしてしまいました。
 という訳で3つのプログラムが出発進行!1か月のうちにそれぞれ週1回、計3回の楽しいプログラムが用意されました。読み書きそろばん系の学習ではなく、子ども自身が楽しみながら心や体を動かし、自分の生活や遊びを豊かにしていく学びを考えました。これこそ養成校との連携があってこその取組みであり、我が園の外部、地域に向けた最大の“売り”です。できればあと2プログラム増やせればと思っています。短大の先生方宜しくお願いいたします。ちなみに、このプログラムは、子どもだけでなく、保育者にとっても良い実技研修の場となっています。



【短期大学】

■◆■千葉明徳短期大学 教授 明石 現■◆■

 今年度で5回目を迎えたフィールドワーク・スペインは、今年も大変充実したものとなりました。
 スペイン北部、カンタブリア州の州都・サンタンデールは美しい大西洋に面した人口約17万人のさほど大きくはない港町でありながら、近年は、現代美術や音楽芸術の拠点となる「ボティン・センター」のオープンや夏季のサンタンデール音楽祭の開催、更にはイギリスその他の国々とのフェリーの発着地として海上交通の要衝地となるなど、活気のある街となっています。
 今年度は、8名の学生と2名の教員での旅となりました。宿泊に関しては毎年、アタウルフォ・アルヘンタ音楽院の学生さんの家に、全員がそれぞれ別々にホームステイさせていただいています。スペインを訪れる前の学生たちは、言葉が十分に通じないこと等から、ホームステイをさせていただくことに大変緊張している様子でしたが、各ホスト・ファミリーの皆様が本当に温かく、家族同然のように迎え入れてくださり、今回の滞在でも何よりの思い出になったようです。
 滞在中は、サンタンデール市内の大聖堂や王室の離宮の見学の他、ガウディ建築のある小さな村・コミージャスや、サルトルが「スペインで最も美しい村」と讃え、中世の街並みが残るサンティジャーナ・デル・マルを観光しました。その他、現地の幼稚園を2か所訪問し、歌や手遊びを披露したり、子どもたちの様子を見学してスペインと日本の保育の違いを垣間見させていただいたりしました。そして、最終日にはアタウルフォ・アルヘンタ音楽院のホールで両国の学生、教員が共につくりあげるコンサートを行いました。歌、様々な楽器の演奏、ダンスなど、それぞれの素晴らしいパフォーマンスに、満席の会場は大きな拍手に包まれ、また、この交流に携わった多くの人々が涙を流す感動的な一夜となりました。
 僅か一週間の滞在ではありましたが、学生たちが感じたスペインの方々のあたたかさ、思いやりの深さが、彼女たちの今後の長い人生の大きな支えとなることを願ってやみません。



【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 保育士 林 央美■◆■

 去る10月18日(水)、熟年ボランティアの方に来園いただき、お手玉交流会を行いました。
 大人でも難しいお手玉遊びです。3歳未満児の保育園の子ども達が楽しめるのか、また、初めてのボランティアの方との触れ合いでは人見知りなどしないだろうかと、若干の不安もありましたが、そんな心配は取り越し苦労でした。
 少人数ずつのグループに分かれて保育をしているので、ボランティアの方(自称「き~ちゃん」)には、各グループに順番に回ってお手玉遊びをしていただきました。
 お手玉を頭にのせたき~ちゃんが「こんにちは」と挨拶すると、ポトンと床にお手玉が落ちます。じっと見ていた子ども達の頭に、お手玉が次々と乗せられました。「あれ、何かな?」という表情を一瞬見せながら、直ぐに頭をこくりと下げて真似します。中々難しいながらもお手玉を投げてキャッチしようとしたり、お手玉の中身には何が入っているのかが知りたくて、インタビューのように手をマイクにして聞いてみたり、また、お気に入りの柄のお手玉をキープしたり、沢山のお手玉を集めたりと、その子なりの興味関心を示し、楽しんでいました。子ども達は人見知りも全くなく、初めての方に、もう一回、もう一回と何度もリクエストしながら、とっても良い笑顔を見せていました。遊んだお手玉は寄付していただきました。今回だけで終わりにせず、これからも楽しんでいこうと思います。



【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士 小森 海■◆■

 秋の深まりを感じる今、私たちの保育園でも“食育の秋”が深まりをみせています!
 9月の終わりに行ったおたのしみ会。今年は“やさいとくだもの”をテーマに、食に関する内容が盛りだくさんでした。
 10月に入ると、食育活動の色が濃くなります。まずはじめは、保育園で栽培していたサツマイモの収穫です。土をかき分けて見えるサツマイモに、歓喜の声がたくさん聞こえていました。実際に手にした時の重厚感は、喜びの気持ちを高めてくれ、子ども達の表情はとても嬉しそうでした。
 10月4日(水)の十五夜には、クッキングで白玉団子作りにトライ。3種類の粉と水を混ぜ、一つひとつ丸めていきます。子ども達にとって、丁寧に丸めるのはお手のもの。日頃の粘土遊びで培われたテクニックが光ります!子ども達が一つずつ心を込めて作った団子は、飴色が鮮やかなみたらしを付けて、その日のおやつに提供され、美味しくいただきました。
 そして10月最後は、今年初めて挑戦した稲の収穫。大きく育った稲を、年長さんが手間暇かけて脱穀、籾摺りをしてくれました。できあがった玄米は、給食の時間に新米と一緒に…。白米の中に混ざる玄米を見て、嬉しそうな表情を見せていました。
 米作り体験は“お米の大切さ”を、肌で感じる良い経験となりました。11月以降は、じゃがいもやかぶの収穫も控えています。子ども達は収穫できる日を心待ちにしています!
 保育室に貼ってある3色食品群表。「今日の給食で入っていた食材は…」と確認する子ども達の姿が、私たちに“実りの秋”を感じさせてくれています。



【法人】

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