校長からのメッセージ
千葉明徳が育む人、それは『行動する哲人』です。
行動する哲人。
高い知識と見識のもとで独自の判断力や意見を持ち、正しい行動ができる人のことを、私たちはそう名づけました。千葉明徳は、そんな「行動する哲人」を育てる、「未来への扉を開く学びの場」でありたいと考えています。
これまでの社会で求められた能力とは、「正しい答えを素早く導き出す力」(情報処理能力)でした。これはおそらく、ある一面で必要な能力だと思います。しかし、現代の社会で求められている真の力は、「自分自身が納得でき、かつ他をも納得させられる答え【=納得解】を導き出す力」(情報編集力)なのです。正解はたった一つ、けれど、納得解は一つとは限りません。この納得解を導き出す力を身につけるためには、自分なりに試行錯誤を繰り返し、答えを求め続けて邁進する以外、方法はないのです。
中学生といえば、大人への入口です。
皆さんが大人としての第一歩を踏み出す今、自分の身の回りで起こっていることを不思議に思ったり、社会の出来事に疑いを持つようなこともあるでしょう。そんな中で見つけた自分が納得できる答えは時に二つ、三つとあり、判断に迷うこともあるかもしれません。また、それらの答えを信じて突き進むためには、既存のルールを覆さなければならないこともあるかもしれません。こうしたさまざまな疑問や不思議、乗り越えなければならない問題を一緒に学びながら解決する。学校行事や部活動など、楽しむべきところでは大いに楽しむ。共に考え、過ごす日々の中で、仲間や私たち教師とも共感が生まれ、その共感が深い信頼関係となることで、学びへの意欲も湧いてくるはずです。
自己の成長が実感できる、そんな学校でありたい――。
それが「行動する哲人」を育む、千葉明徳中学校の思いです。
さあ、限られた時間の中で目標に向かって努力する力(自学自習)を身につけていってください。そして、千葉明徳の6年間で私たちと共に学び、『行動する哲人』へと成長していきましょう。
千葉明徳中学校・高等学校
校長 園部 茂





