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自分と世界との繋がりを体感!

2019.07.09

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期末試験が終わり、本日は一年生対象のキャリアセミナーです。
昨年度はサイボウズ様との企画で「チームビルディング」を学びました。
今年度は、こども国連環境会議推進協会様との企画で
「持続可能な未来へ! SDGs×レゴワークショップ」に取り組みます。

 

 

SDGsは、2015年9月の国連サミットで採択された、持続可能な開発に向けた2030年までの国際目標のことです。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。本校ではSDGsに総合学習「土と生命の学習」でも取り組んでいます。

 
 
 

今回の目的は、カードゲームやレゴを活用してSDGsという世界規模の事柄を体感することで、世界の動きを「自分ゴト」として捉える第一歩とすることです。
 

  
 

本日は、

○オリエンテーション&ミニレクチャー

○SDGsカードゲーム体験

○レゴワークショップ

という流れで進んでいきます。

 

高等学校の生徒ホールに集まり、セミナー開始です。
SDGsがどのようなものか、おさらいしていきます。
1年生は入学してまだ3か月ですが、ぼんやりとした像はつかめている様子。

 
 

 

早速カードゲームに取り組みます。

 
 
 
 
 

ペアで協力し、時には違うペアと交渉して資源交換などをしながら進めていきます。順調そうに見えますが…。自分たちの陣地は経済ばかり発展。環境や社会に目を向けられていないことが分かりました。カードを詳しく見てみると、「子どもを労働力として利用する」カードを使ってしまっているペアも。数字や経済発展ばかりに目がいってしまい、自分たちが意外と「持続可能な社会」への意識を持てていなかったことを体感します。

 
 
 

ここからがカードゲームの醍醐味です。環境や社会を向上させるべく、ペアで動きを改善して、自分たちの陣地を改善していきます。カードゲームが終わった後は、17のゴールについての詳しいリフレクションを受けます。世界で働いている子どもの割合・Tシャツを巡る二酸化炭素排出量など、予想できなかった実情に「えぇ…」という声も聞こえてきます。

 

こうした「世界の事実を知って、未来をどうしていかなければならないか分かる」という点を、言葉で分かったような気になるのではなく、イメージを膨らませてみるためにあるのがレゴブロックを使ったワークショップでした。

 

 

最初に経済ばかりを発展させていた前半は、お金を連想させる黄色いブロックを選んでみたり、環境を意識するようになった後半は、大地を連想させる板状のブロックを選んでみたり。同じ種類のブロックがそれぞれに与えられていますが、1人ひとりの選ぶブロックは全く違いました。自分が選んだ理由を班で共有し、質疑応答を繰り返しながら最後のステップです。

 
 
 
 

「地球の資源は有限だと知っているのに、ライフスタイルを変えられない原因は何か」という問いについて、ブロックで作品を作り、同様に思いも共有します。

 
 
 
  
 

「世界の事実を知って、未来をどうしていかなければならないか分かる」ところから、実行に移していけるか。結局、行動しなければ何も変わりません。SDGsといった世界規模の事柄も、自分のキャリアも、「未来をよくするために、自分たちはどう生きるか」という自分ゴトヘと考えるきっかけになったセミナーでした。

 

6年間を通じて「行動する哲人」を目指す上で、自分自身の人生と世界の繋がりも意識していきましょう。13日からは、上級生の希望者でオーストラリアへの留学が始まります。どのような目的を持って留学するかという視点にも、良い刺激があった一日です。