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2学期始業式

2021.09.01


新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、放送での実施となりました。


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2021年9月1日  第2学期高等学校始業式 校長講話

 本日から2学期が始まります。今日の始業式も、皆さんの健康への安心・安全面を優先させ、放送で実施することにしました。
  さて、この夏休みを振り返ってみると、まずは7月23日にオリンピックが開幕しました。前回、日本でオリンピックが開催されたのは1964年、すでに57年の月日が経っています。世界からの参加選手は、1964年の東京オリンピックでは、5152人だったの対し、今回は約2倍の11092人の選手が参加しました。参加した国と地域は、93から205、実に2倍以上に増えました。競技種目は、20競技からなんと33競技に増えました。特に増えたのが女子の競技です。日本選手団も前回は、355名中、女子はわずか61名でした。今回は、582名中、276名と約半分に迫る勢いです。競技種目では、1964年大会で柔道とバレーボールが加わりました。そして今回は、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンとまさに時代を反映した新種目が加わりました。
 
  今回のオリンピックでの日本選手の活躍には、目を見張るものがありました。水泳では、大橋 悠依選手が400、200メートルメドレーで二冠を達成、また、病気を克服してオリンピックの舞台に立った池江璃香子選手の姿には、観ている私たちが勇気をもらいました。また、スケートボードストリートの西矢 椛(もみじ)選手の史上最年少12歳の金メダリストの誕生、さらに男子の堀米 雄斗選手も金メダルとダブル優勝を飾り、新種目の魅力と今後への期待が湧いてきました。
  さらに、柔道の連日の金メダルラッシュ、男子体操の千葉県出身者の橋本大輝選手の大活躍など、連日大いに湧きました。そして、それぞれの選手の試合後のインタビューでは、どの選手もコロナ禍の開催への感謝と、自分一人ではなく多くの人に支えられてのオリンピック出場であり、勝ち得た栄冠であることを強調していました。
 
  そして、8月24日からは、オリンピックに続きパラリンピックが開会されています。実は、今回のオリンピック・パラリンピックの東京開催の決定はは、今から8年前の9月にさかのぼります。皆さんが小学生の時でした。その時のIOC総会の最終のプレゼンテーションの先陣を切ったのは、旧姓佐藤 真海さん(現在は結婚して谷 真海さん)でした。彼女は、仙台の高校から早稲田大学に進学し、チアリーディングに没頭していた最中、骨肉腫という病気により右足の膝下を切断しました。まさに、命と引き替えに足を失ったのでした。谷さんは、宮城県気仙沼市の出身、3.11大震災の経験、パラスポーツとの出会い、その中で新たな目標を発見し歩んできた貴重な体験とスポーツの持つ力を英語で魅力的にプレゼンをして、一躍時の人となりました。その後、彼女は結婚・出産を経て、今回、四度目のパラリンピックでは、なんとトライアスロンに挑戦しました。参加10選手中、10位という結果でしたが、ゴールした彼女の顔は、満足感にあふれていました。
  パラリンピックは、今も続いていますが、それぞれの選手が自分の持ちうる機能を最大限に活かし、頑張っている姿には、まさに人間の可能性を見る思いがします。今回の、パラリンピック開会式のコンセプトとして、We have Wings.(私たちには翼がある。)という言葉が印象的でした。
  そして、夏休み前にお知らせした本校卒業生の水泳の荻原虎太郎選手は、ここまで100メートル自由形、200メートル個人メドレーに出場しましたが、惜しくも予選敗退でした。しかし、200メートル個人メドレーでは、自身の持つ日本記録を3秒近く更新するという大健闘でした。次のレースは、3日に100mバタフライに出場予定です。是非、今後も注目して応援していって欲しいと思います。
  そして、学内でもこの夏、部活動では、チアリーディング部、水泳部が特に健闘しました。
 
  さて、明日からの予定ですが、すでに連絡してあるとおり、新型コロナウイルスの感染状況を考慮して、緊急事態宣言中の9月11日まで期間、オンライン授業で進めていくこととしました。公立高校などでは、分散登校などで進めていくようですが、本校は幸いにも全員がiPadを持っています。その利点を最大限に活かし、安全・安心を最優先した措置をとっていくことにしました。今回のオンライン授業は、もちろん出席も確認します。そして、学習範囲は、今後の定期試験の試験範囲にも含まれます。千葉明徳は、皆さんの学びを止めません。生徒の皆さんも、緊張感を持って各授業に臨んでいって欲しいと思います。
  そして、皆さんに真剣にお願いしたいことがあります。
何故、千葉明徳がオンライン授業にしたのかを真剣に考えて欲しいのです。先日からGoogleフォームを使っての健康観察を実施しています。しかし、皆さんの回答状況を見ていると、残念ながら今日の回答もかなりの人が未回答です。はっきり言ってこのような状況では、学校全体としての安心・安全、そして皆さんの命は守れません。健康観察も含め、感染防止に努めることは、皆自身の命を守ることです。さらには、皆さんの大切な家族、大切な友人の命を守ることにもなります。もう一度、全校生徒の皆さんへのお願いです。朝の健康観察を真剣に捉えて下さい。
明日から、朝8時には全員の回答があることを信じています。
  そして、放課後の時間帯などの生活でも不要不急の外出は、出来る限り慎みましょう。もう少し我慢の生活が続きますが、みんなで頑張っていきましょう。
  それでは、オンラインではありますが、明日から2学期の授業がスタートします。
この2学期が、それぞれの皆さんにとって、大きく成長する時間になることを心から願い、始業式に当たってのお話しとします。
                                                       
千葉明徳中学校・高等学校                                                                      
校長 園部 茂