短⼤・⾼校・中学・幼稚園・保育園を運営する、千葉明徳学園

  1. 受験生の方
  2. 在校生・保護者の方
  3. 卒業生の方

進路指導

一人ひとりの“知”を磨き、将来の可能性を広げる。

千葉明徳の進路指導の目標は、全コースとも4年制大学への進学です。総合型選抜や学校推薦型選抜だけでなく、「一般選抜での現役合格」にこだわる徹底した指導を展開し、将来の可能性を広げます。

進路指導ポイント

POINT 01「遠い目標」を決め、「目の前の学び」に挑む

4月に全学年で「進路希望調査」を行い、将来の職業とそれに必要な進学ルートを確認。コースの別なく希望の進路に向けた指導を行うとともに、生徒が自ら目標に向かって挑めるように促します。

POINT 02一人1台のiPadで、21世紀型の進路指導が可能に

3学年すべてにiPadが揃った2019年度以降、従来の数倍の情報を届けられるようになりました。様々な教材はもちろん、大学入試の最新情報、卒業生の合格体験記などあらゆるサポートを準備しています。

POINT 03学習や学校生活の記録を可視化することで、総合型選抜・学校推薦型選抜対策も万全

生徒一人ひとりの学習の記録や学校生活を可視化することで、来る大学入試改革にしっかり対応。難関校でも導入が増える総合型選抜・学校推薦型選抜対策を強化します。

学習指導ポイント

POINT 01学習習慣を育成し、努力が「あたりまえ」に

日々の「朝テスト」と「放課後補習」で、生徒の学習習慣を養います。「朝テスト」「定期考査」「模試」という小さなハードルを跳んでいるうちに、大学入試という大きなハードルに挑む自信がついていきます。

POINT 02一般受験に必要な学力をしっかり身につけるカリキュラム

総合型選抜・学校推薦型選抜の比率は高まるものの、あくまでもつけるべきは一般選抜を突破できる学力。一般選抜向けのカリキュラムをベースに志望校の入試科目や配点を考慮した学力をつけていきます。

POINT 03進路を問わず求められる英語力をつける

どの進路に進んでも求められる英語力を、豊富な時間数とスタディサプリなどの先端ツールを組み合わせて育成。部活が忙しい生徒でも隙間時間を利用して「読む・書く・聴く・話す」の技能が身につきます。

令和2年度 進路別割合

千葉明徳では、卒業後のステップアップを全面的にバックアップしています。一人ひとりに合わせた進路指導の下、生徒の75%以上が4年制大学または短期大学へ進学、専門学校進学を合わせると90%以上の生徒が、卒業後の進路に進学を選択しています

現役進路決定率

先の長い人生を共に考えるという姿勢で、きめ細かな進路指導を心がけ92.4%の生徒が、進路を確定させて卒業していきます。

集中できる自習室で、それぞれの目標に向かう

個別ブースで勉強できる自習室は全3室。教室を改変してリニューアルを行い、さらに集中できる環境が整いました。各席に照明と電源を備えています。参考書や大学受験の過去問題集も十分に揃っています。平日は午後7時まで、土日も午後4時まで開室し、放課後はもちろん、早朝や昼休みに利用する生徒も少なくありません。また、教員がいつでも質問に対応するので、疑問点を残さず、その日の勉強を完結させることができます。学年を重ねるごとに利用する生徒が増え、それぞれの目標に向かって意識を高めながら学習に取り組んでいます。

教員メッセージ

進路・学習指導部長 木村 健一先生(数学科)
進路実績が伸びた要因
昨年度、進学実績を大きく伸ばすことができたのは、コースを超えて、教員・生徒ともにチームワークが強く、「みんなで結果を出そう」という協力体制ができていたから。一人ひとりの生徒について多面的に情報を交換し合い、的確な進路指導を展開することができました。まさに、千葉明徳の進路指導の目標である「一人ひとりの生徒の可能性を広げて、将来の夢につなげること」が可能になったといえるでしょう。
今後の進路指導の展望
前年の進路指導を受け継ぎ、一人ひとりの生徒について学校全体でバックアップする体制を強化します。また今年度から、大手予備学校で長年指導してきた受験指導のエキスパートに全面的な協力を仰ぎ、よりいっそう難関大学入試に対応した指導を行います。さらに、総合学習の中で、ICT機器を活用して企業の人に授業に参加してもらうなど、キャリア教育の充実を図り、生徒のモチベーションを高めたいと考えています。

卒業生からのメッセージ

先生と仲間と自習室が、志望校合格に導いてくれました。
S.Nさん
特別進学コース卒業 中央大学 理工学部
勉強だけに打ち込んだ3年間でしたが、先生方が応援してくれて、まったく窮屈とは思わず、のびのびと過ごすことができました。印象に残っているのは、先生に「受験は通過点に過ぎない。大切なのはその後だ」と言われたこと。将来、化学の研究がしたいという希望を伝えて、受験に向かう具体的な戦略も教えてもらいました。自習室で仲間と一緒に勉強したこともモチベーションにつながり、地道に頑張る姿勢も身についたと思っています。
悩んだときは、先生の応援が力になりました。
M.Wさん
進学コース卒業 駒澤大学 経営学部
勉強とダンス部の両立を目指した3年間でした。ダンスは初心者からのスタートで、挫折しかけたこともありますが、高3で部長となり、精神的にも強くなれました。勉強はメリハリをつけて集中し、積極的に先生に質問して成績をキープしました。大学選びで悩んだとき、先生が「やりたいことが明確なら、どこの大学でも成長していけるよ」と言ってくれたことは忘れられません。先生の応援を力に、納得のいく進路を選ぶことができました。
気持ちを共有し、人間関係を築けるようになりました。
M.Yさん
アスリート進学コース卒業 立命館大学 産業社会学部
以前は人と話すのが苦手でしたが、チアリーディング部で先生や仲間と深く関わるうちに、周りと気持ちを共有し、人間関係を築くことができるようになりました。クラスの仲間もみんなアスリートならではの苦労があり、互いに支え合って乗り越えました。勉強は授業に集中するとともに、朝学習に力を入れて成績を維持しました。大学では幅広く学び、視野を広げたいと思います。チアの結果は全国3位だったので、大学では優勝を目指します。
勉強以外の体験も積み、社会で役立つ力を培った
Y.Mさん
特別進学コース卒業 茨城大学 理学部 生物科学コース
特進コースは難関大学進学が目標ですが、けっして受験勉強だけの毎日ではなく、文化祭などの学校行事や海外研修、さらにはコース独自で企業探究のイベントに参加するなど、幅広い体験を積み、社会で役立つ力が身につきました。授業はどの科目も興味深く、先生は勉強以外の相談にも乗ってくれて、精神的にも支えてくれる存在でした。また、生徒は個性豊かで、私はクラスの代表を務めましたが、その中で人をまとめる力や臨機応変に対応する力を培えたと思っています。将来についてはまだ明確ではないので、大学での学びを通して、やりたいことを見つけていきたいです。
先生の言葉に背中を押され、レベルを上げてチャレンジ
N.Oさん
特別進学コース卒業 東京電機大学 工学部 情報通信工学科
特進コースの最大の特徴だと感じるのは、放課後授業です。週3回、各90分で行われ、在学中はたいへんだと思うこともありましたが、確実に勉強する機会が増えて学力がつくとともに、受験への意識も高まりました。先生は進路に向けて背中を押してくれる存在で、受験校を決めるとき、「力があるのだから、もっとレベルを上げてチャレンジしてみたら」と勧められたことが自信になり、それがより上位の大学をめざすきっかけになりました。また企業探究のイベントでは全国大会に進み、団結力や人をまとめる力、プレゼンテーション力も身についたと思います。今後は、高校で培った力を活かし、ずっとやりたかった情報系の専門的な勉強に取り組みます。
勉強するのに最適な環境で長期的な努力ができた。
R.Sさん
特別進学コース卒業 東京外国語大学 言語文化学部 スペイン語専攻 
特別進学コースは勉強に取り組むのに最適な環境で、やる気があれば塾や予備校なしでも目標が達成できると思います。7限、8限の授業があって高1から勉強の習慣がつくし、授業もハイレベルで、先生はいつでも親身に相談に乗ってくれます。自分は入学前、小さい努力を積み重ねることが苦手でしたが、特進のカリキュラムのおかげで長期的な努力ができるようになりました。
小さいことを積み重ね、目標を達成する力がついた。
Y.Yさん
進学コース卒業 千葉大学 国際教養学部 国際教養学科 
3年間、部活動と勉強を両立しながらとても楽しく過ごしました。勉強では日々の朝テストで基礎力がついたのが大きかったです。小さいことを積み重ねていくうちに、いつの間にか目標を達成する力がついていました。高1の春休みにアメリカ留学プログラムに参加し、高2のマレーシア修学旅行では代表でスピーチをするなど幅広い国際体験もできました。
朝学習で力を積み重ね、書道部の活動に打ち込んだ
M.Mさん
進学コース卒業 昭和女子大学 生活科学部 管理栄養学科
高校生活の中心は書道部の活動でした。文化祭で書道パフォーマンスを行い、部長としてみんなをまとめたり、人前で話す経験を通してリーダーシップや度胸もついたと思います。放課後は部活動に専念するため、勉強は朝学習をメインに、日々の積み重ねで力を培いました。部活動と両立して勉強にもしっかり取り組めたのは進学コースならではだと感じています。また先生には面接練習や出願書類などで全面的にサポートしていただき、そのおかげで志望校に合格できました。いつも悩みを聞いてくれた友だちもとても大きな存在でした。今後は食のスペシャリストをめざすとともに、海外研修で興味が深まった英語も学んで、自分の幅を広げていきたいです。
勉強と遊びの切り替えを意識することが大切
K.Yさん
進学コース卒業 学習院大学 理学部 物理学科
小中学校では人間関係がうまく構築できませんでしたが、高1の終わりごろ、クラスの友だちに「数学や物理を教えてくれない?」と頼まれて一緒に勉強したことがきっかけとなり、一気に友だちの輪が広がりました。将棋部の活動やさまざまな行事でも友だちと過ごす時間は本当に楽しかったです。また、先生方は教科ごとに親身になって相談に乗ってくれたので、志望校が明確になり、自分に合う勉強法も見つけることができました。高校時代はやりたいことがたくさんあって時間が足りないと思うかもしれませんが、常に気持ちの切り替えを意識して、たくさん遊んでも授業にはしっかり集中することで、着実に力を伸ばすことができると感じています。
クラスの仲間の存在が刺激になり、サッカーと勉強を両立できた
S.Yさん
アスリート進学コース卒業 東洋大学 経済学部 国際経済学科
高校時代はサッカー部と勉強の両立が目標でした。アスリート進学コースの仲間はみんな同じように頑張っていたので、それが刺激になり、最後までやり遂げることができました。最後の選手権の試合に他のクラブの友だちが応援に来てくれたのもうれしかったです。また部活動も勉強も続けることで、どちらかが思うようにいかないときは、もう片方に力を入れることで乗り切れました。勉強面では先生方の親身な指導で力を伸ばすとともに、iPadを活用することで効率も上がったと思います。進路については、英検に挑戦するうちに英語ができるようになり、さらに語学力を伸ばしたいと思って決意しました。面接練習をはじめ、担任の先生に手厚く英検対策をしてもらったことが自分の将来につながったと実感しています。
つらいときも乗り越えられたのはクラスのみんなと励まし合えたから
Y.Mさん
アスリート進学コース卒業 日本大学 文理学部 英文学科
高校時代のいちばんの思い出は、高3のとき、チアリーディング部の全国大会で3位になったこと。私たちの代は初心者も多く、ずっと心配されてきましたが、みんなで協力して大きな目標を達成することができて、本当にうれしかったです。部活動がつらいときもありましたが、アスリート進学コースはみんなそれぞれのクラブで頑張っているので、お互い励まし合えたことが支えになりました。担任の先生も状況を理解してくれているので、的確に声をかけてくれました。勉強面では、練習で帰るのが夜遅くなっても、朝テストの勉強をしっかりやるようにしたことが大きかったと思います。大学では英語を学ぶとともに、チアリーディングも続けるつもりです。