学園ニュース
学園ニュース 2025年7月号(297号)
【中学校】

■◆■千葉明徳中学校 中学1年副担任 原 陽子■◆■
7月18日(金)、中学校1年生と3年生がTGG (Tokyo Global Gateway)にて、英語の体験学習に参加してきました。
1年生にとっては初めての訪問で、期末考査が終わってからこの日を楽しみにしてきました。事前学習でプログラムの概要を学び、基本的なuseful expressionsを練習しましたが、一番大切だったのは、1学期にALTの先生の授業で学んだ表現を実際に試して
良いチャンスだということでした。3年生にとっては今年度が最後のTGGであり、より高いレベルのプログラムに取り組んできました。(2年生は12月に訪問することになっています。)
TGGとは、「東京都教育委員会と株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYが提供する、まったく新しいタイプの体験型英語学習施設」で、「日常から離れ、海外をイメージして作られた街並みで」「グローバルな世界を存分に体験する」ことができる施設です。
立川(Green Springs)と青海(Blue Ocean)の2箇所に施設があり、明徳生が利用してきたのはより広々とした敷地と設備を持つお台場の青海になります。
学校でも明るく活動的な生徒たちですが、いつもと違う環境でより生き生きとした生徒の表情、興味深い施設を一部ではありますがご覧ください。
学校へ戻って、より一層英語学習への意欲や興味向上につながってもらえたらと教員一同切に願っています。
We do hope that the students will become even more motivated and interested in learning English!
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【短大】

■◆■千葉明徳短期大学 准教授 古賀 琢也■◆■
今年度のめいトークは、現場と行政の連携に焦点を当て、表題のテーマで公開講座を行いました。
短期大学教員の伊藤が研修講師として、継続的に関わっている東金市の認定こども園の先生方と東金市子ども課こども係の自治体職員に登壇いただき話題提供が実現しました。事例は、豊成こども園、福岡こども園のもので、指定討論、司会として大妻女子大学の石井章仁先生、本学の伊藤恵理子先生にもご登壇いただきました。
まず、東金市子ども課こども係から、どのように行政が現場と関わっているのかについて話がありあました。前任者からの引き継いだ考え方である、「行政も現場に足を運ぶ」ということについて、また研修において園内や行政からだけでなく、外部の視点を入れることをいかに大事に考えているか、そして取り組みを自己評価としてまとめ、外部に発信することが紹介されました。発信には若手の積極性も活かされていることが伝わってきました。行政の職員は、もともと保育を専門とする方ではない方もいます。そこで、講師が子どもたちをどのように見て、何を語るのか、その傍について聞く経験を重ねることで、最新の保育において、何が重要であるのか、どのような視点を持つべきなのかについて見識が深まっていたそうです。その視点が行政からのバックアップや予算確保などの連携にもつながっていました。
また、豊成こども園では、「やってみたい」をやってみよう!というテーマで、電車や川、キャンプとイメージ広がる遊びを支える様子、福岡こども園では、園の周辺の自然や森にでかけ、どのように職員が子どもと一緒に楽しみ、連携していくのかについて多くの写真や動画と共に紹介いただきました。保育の魅力は素晴らしく、一部を「こどもと環境」の授業で学生にも紹介すると、このような保育をしたいと目を輝かせる学生の姿も印象的でした。
さて、豊かな保育が展開している両園ですが、はじめは研修講師からの指摘を素直に受け取れることばかりでもなかったそうです。しかし、研修講師の気づきをきっかけとして、園のなかで当たり前になっていることを改めて問い直し、先生方自身でも日常において保育を見直すことで少しずつ変わってきました。そこには自治体、大学の継続的な関わりがありました。現場だけでなく、行政、そして大学との連携の重要性が今後増すことは必至であり、そこに千葉明徳としても貢献していけることを願う会となりました。
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【高校】

■◆■千葉明徳高等学校 剣道部顧問 白鳥 沙月■◆■
本校剣道部は、高校男子7名、女子13名、中学生12名で日々活動しております。
今年の5月8日、船橋アリーナにて行われました関東高等学校剣道大会千葉県予選会では、男子団体戦の部で7位に入賞し、悲願の関東大会出場を決めました。また、女子団体戦では、6月18日、八日市場ドームにて行われました千葉県総合体育大会剣道大会の決勝戦で、東海大学付属浦安高等学校と代表戦にもつれ込む接戦の末、惜しくも敗れてしまいましたが、準優勝という輝かしい結果を残すことができました。悔しい思いやつらいこともたくさん経験する中で、最後まで諦めずに戦い抜いた選手や部員全員に、「よく頑張った」と伝えたいです。
また、今回男女ともに好成績を収めることができた理由の一つとして、本校の強みである「中学1年生から高校3年生までの6年間にわたって指導ができること」が挙げられると思います。
実際、本校のほとんどの生徒が中高一貫生であり、中学3年間で「明徳の剣道」である“剣道の基本”の土台をつくり、高校でさらにそれを磨いていくという、一貫した指導が可能です。
中学においても全国大会出場を目標に活動しており、昨年の千葉県総合体育大会では惜しくも準優勝で全国には届きませんでしたが、本校の剣道に触れた小学生や中学生が「千葉明徳中学校」や「千葉明徳高校」を進学先に選んでくれたことで、より意識の高いチームづくりにつながっています。
今回このように結果を残すことができたのは、日頃より剣道部の指導にご理解・ご協力をいただいている保護者の皆様、そして剣道部を支えてくださったすべての方々のおかげです。心より感謝申し上げます。
今後も中学・高校ともに全国大会を目指して精進してまいりますので、変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。
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【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士 佐藤 彩香■◆■
7月7日(月)に七夕会を行いました。
今年は「令和7年7月7日」……ということで、“7”が3つ揃う、なんだか特別な日……! 学園から笹をいただき、短冊や自分たちで作った笹飾りを付けて、とても華やかな玄関になり、子どもたちも大喜びでした。
短冊には、「いっぱい歩けるようになって、お友だちとたくさん遊びたい」「フルーツがいっぱい食べたい」「ポケモンの世界に行きたい」など、年齢ならではの願いや、興味のあることなど、さまざまな思いが込められており、読んでいて思わずほっこりするものばかりでした。その中には職員の「お金持ちになりたい!」という、ユニークな短冊も……(笑)
みんながさまざまな思いを抱きながら迎えた七夕会当日。全員で「たなばたさま」を歌って、会がスタートしました。職員によるブラックライトシアターはお部屋を暗くして行ったのですが、初めて参加する0歳児のお友だちも泣くことなく過ごすことができました。パネルがピカッと光ると、お兄さんお姉さんからは「わ~っ!」と驚きの声も上がりました。
短冊紹介タイムでは、年長さんが前に立って自分のお願いごとを発表しました。恥ずかしがりながらも自信をもって話す姿に成長を感じるとともに、その姿を見た年少さんや年中さんが憧れを抱くきっかけにもなりました。その場で発表したいお友だちを募ると、ほとんど全員が挙手。たくさんのお友だちが発表し、話し終えたときには自然と拍手が起こり、和やかで温かい雰囲気の中、会が進んでいきました。
最後は、みんなで伝統の千葉踊り! 例年は「さつき会」という老人会の方々が来てくださり、南京玉すだれの披露や千葉踊りを一緒に楽しみますが、今年は都合が合わずお越しいただけなかったため、職員と子どもたちが力を合わせて、楽しく踊り切りました!
短い時間ではありましたが、今年度初の行事は大成功! 元気いっぱいで優しさあふれる子どもたちや保護者の皆様、そして保育園に関わるすべての皆様の願いが叶いますように――職員一同、心よりお祈りしています☆
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【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 保育教諭 神代 渚■◆■
6月20日、21日にお泊まり会を行いました。
当日を迎えるまで、グループやクラス全体で話し合いの時間をもち、みんなで『お泊まり会』のイメージを膨らませてきました。話し合いではさまざまな意見が出され、回を重ねる中で、少しずつ自分の思いを伝えることに自信をもつ姿や、友だちの気持ちに共感する姿が見られるようになってきました。自分の気持ちを伝えることが苦手な子もいましたが、そんな時は周囲の友だちがサポートし、伝えられるよう助け合う様子が見られました。
お泊まり会の前日には、近くのお店へ買い物に出かけました。グループで決めた役割を、それぞれの子どもが責任をもって果たす姿に、頼もしさを感じました。
当日は登園から大興奮!そんな中でも、火おこしや調理はグループごとにしっかりと行い、栄養士の力も借りながら、美味しいカツカレーを作ることができました。念願だったドラム缶風呂にも入り、「気持ちいい~!」と至福の表情。終始、最高の笑顔で過ごすことができました。翌朝には「まだ帰りたくない」「もう一度お泊まり会、みんなでやりたいな」という声がたくさん聞かれ、私自身もとても嬉しく、最高の思い出になりました。
年長になった子どもたちには、「自分で考えてみる」「友だちと話し合ってみる」という経験をしてほしいと願い、大人は「信じて、見守る」ことを大切にしています。まだまだ難しい面もありますが、「自分たちでできた!」という達成感や満足感を味わい、その経験を自信にして小学校へ向かってほしいと願っています。私も子どもたちからたくさんの刺激を受けながら、これからも「嬉しい」「楽しい」「悲しい」など、さまざまな気持ちを共感し合い、一緒に成長していきたいと思っています。
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【幼稚園】

■◆■千葉明徳短期大学附属幼稚園 保育教諭 岸 恵美■◆■
7月12日(土)に、年長組のお楽しみ会を開催しました。
子どもたちにとって楽しくて特別な1日を過ごしてほしいという願いのもと、4つのお楽しみを計画し、準備を重ねてまいりました。
お楽しみ①では、クラスごとに「おまつり」をテーマにお店やゲーム作りを行いました。6月上旬ごろから、何を作るか意見を出し合い、決まったものに必要な材料や工程を考えながら活動を進めてきました。初めの頃は「僕(私)はこれがいい」とそれぞれの気持ちが前面に出ていた子どもたちでしたが、製作を進める中で「こうしたらどうかな?」「それいいね!」などとお互いの思いに耳を傾け、協力して作り上げようとする姿に成長を感じました。当日は、3クラスでお店屋さんとお客さんを交代しながら、作ったものを誇らしげに紹介したり、やりとりを楽しんだりする姿が見られました。
お楽しみ②では、「理事長先生による星のお話」「宝探し」「虫探し」「水(スライム作り)遊び」から好きな活動を選び、存分に楽しみました。普段とは異なる特別な活動に、子どもたちは大興奮でした。
たくさん遊んでお腹がすいてくると、いよいよ食事の時間です。子どもたちが楽しく活動している裏で、職員が夕食の準備を進めていました。メニューは《ポトフとおにぎり》。みんなで同じものを食べることで、いつも以上に美味しく、楽しく感じられたことと思います。
お楽しみ③では、職員の特技を活かしたパレードを鑑賞し、お楽しみ④では、園長先生のギター演奏と共に『見上げてごらん夜の星を』を歌い、園庭から打ち上げ花火を楽しみました。どちらの場面でも、目を輝かせて夢中になる子どもたちの表情に、私たちも幸せな気持ちになりました。
幼稚園でたくさんのお楽しみを経験し、友達と楽しく過ごしたお楽しみ会。この1日が子どもたちにとって忘れられない特別な思い出になっていたら嬉しいです。
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【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 保育士 堀内 美里、三平 寧々■◆■
例年、七夕の行事について触れていますが、今年は、0歳児から5歳児がいる中で、初めての七夕の行事となりました。
係として、事前にやっておくことや、5歳児もいる中で子どもたちにどのように伝えていくのかを共有したことで、係でのやることを進めていくことができました。
今年から、短冊の五色の意味や七夕飾りの意味、七夕クイズについての掲示を行いました。子どもたちがそれに気付き、興味をもつ姿や、送迎時に保護者と一緒に見たり話したりする姿など、七夕に触れるきっかけになっているように感じました。また、子どもたちだけでなく、保護者の方々にも七夕についてより詳しく知っていただく機会になればという気持ちも込めて、掲示を行いました。
特に4・5歳児では、七夕飾りの掲示を見て「これ、綺麗だね」「私も作りたい」「どうやって作るのだろう」と言う姿も見ることができました。子どもたちの興味に合わせて、七夕飾りの作り方も一緒に掲示したり、幼児でも作れるような内容の飾りを掲示したりすることで、子どもたちが「自分で作ってみたい」とより意欲につながると感じました。
今回、初めて七夕のパネルシアターを行ったことで、子どもたちにとって七夕がどのような話なのかを、より詳しく知ることができたのではないかと感じます。話をするだけでなく、実際に絵や物語など視覚でも伝えることで、子どもたちが興味をもって見ようとする姿や、視覚から覚えていく様子も見られました。
今年だけでなく、来年の七夕や他の行事でも、行事のねらいに合わせてパネルシアターを見る機会をつくったり、話の内容を統一して子どもたちに伝えたりすることも大切だと感じました。
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【法人事務局】

■◆■法人事務局 広報室■◆■
6月27日(金)10時から、中学校・高等学校体育館において、学園創立者・福中儀之助先生献花式が、短期大学から保育園まで学生、生徒、園児、教職員等一堂に会し、行われました。
また、同日11時から、学校法人千葉明徳学園理事会が開催されました。理事8名出席、監事2名参加のもと、本館1階会議室にて行われ、以下のいずれの議案も承認されました。
■議事内容
第1議案 令和7年度第一次補正予算に向けて
第2議案 学校法人千葉明徳学園休職規程の一部改正について
第3議案 2025年度理事長賞について
第4議案 短大定員の確保試案について
第5議案 その他
■報告事項
1.学校法人千葉明徳学園創立100周年記念事業について
2.令和7年度施設改修について
3.その他
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■◆■千葉明徳中学校 中学1年副担任 原 陽子■◆■
7月18日(金)、中学校1年生と3年生がTGG (Tokyo Global Gateway)にて、英語の体験学習に参加してきました。
1年生にとっては初めての訪問で、期末考査が終わってからこの日を楽しみにしてきました。事前学習でプログラムの概要を学び、基本的なuseful expressionsを練習しましたが、一番大切だったのは、1学期にALTの先生の授業で学んだ表現を実際に試して
良いチャンスだということでした。3年生にとっては今年度が最後のTGGであり、より高いレベルのプログラムに取り組んできました。(2年生は12月に訪問することになっています。)
TGGとは、「東京都教育委員会と株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYが提供する、まったく新しいタイプの体験型英語学習施設」で、「日常から離れ、海外をイメージして作られた街並みで」「グローバルな世界を存分に体験する」ことができる施設です。
立川(Green Springs)と青海(Blue Ocean)の2箇所に施設があり、明徳生が利用してきたのはより広々とした敷地と設備を持つお台場の青海になります。
学校でも明るく活動的な生徒たちですが、いつもと違う環境でより生き生きとした生徒の表情、興味深い施設を一部ではありますがご覧ください。
学校へ戻って、より一層英語学習への意欲や興味向上につながってもらえたらと教員一同切に願っています。
We do hope that the students will become even more motivated and interested in learning English!

【短大】

■◆■千葉明徳短期大学 准教授 古賀 琢也■◆■
今年度のめいトークは、現場と行政の連携に焦点を当て、表題のテーマで公開講座を行いました。
短期大学教員の伊藤が研修講師として、継続的に関わっている東金市の認定こども園の先生方と東金市子ども課こども係の自治体職員に登壇いただき話題提供が実現しました。事例は、豊成こども園、福岡こども園のもので、指定討論、司会として大妻女子大学の石井章仁先生、本学の伊藤恵理子先生にもご登壇いただきました。
まず、東金市子ども課こども係から、どのように行政が現場と関わっているのかについて話がありあました。前任者からの引き継いだ考え方である、「行政も現場に足を運ぶ」ということについて、また研修において園内や行政からだけでなく、外部の視点を入れることをいかに大事に考えているか、そして取り組みを自己評価としてまとめ、外部に発信することが紹介されました。発信には若手の積極性も活かされていることが伝わってきました。行政の職員は、もともと保育を専門とする方ではない方もいます。そこで、講師が子どもたちをどのように見て、何を語るのか、その傍について聞く経験を重ねることで、最新の保育において、何が重要であるのか、どのような視点を持つべきなのかについて見識が深まっていたそうです。その視点が行政からのバックアップや予算確保などの連携にもつながっていました。
また、豊成こども園では、「やってみたい」をやってみよう!というテーマで、電車や川、キャンプとイメージ広がる遊びを支える様子、福岡こども園では、園の周辺の自然や森にでかけ、どのように職員が子どもと一緒に楽しみ、連携していくのかについて多くの写真や動画と共に紹介いただきました。保育の魅力は素晴らしく、一部を「こどもと環境」の授業で学生にも紹介すると、このような保育をしたいと目を輝かせる学生の姿も印象的でした。
さて、豊かな保育が展開している両園ですが、はじめは研修講師からの指摘を素直に受け取れることばかりでもなかったそうです。しかし、研修講師の気づきをきっかけとして、園のなかで当たり前になっていることを改めて問い直し、先生方自身でも日常において保育を見直すことで少しずつ変わってきました。そこには自治体、大学の継続的な関わりがありました。現場だけでなく、行政、そして大学との連携の重要性が今後増すことは必至であり、そこに千葉明徳としても貢献していけることを願う会となりました。

【高校】

■◆■千葉明徳高等学校 剣道部顧問 白鳥 沙月■◆■
本校剣道部は、高校男子7名、女子13名、中学生12名で日々活動しております。
今年の5月8日、船橋アリーナにて行われました関東高等学校剣道大会千葉県予選会では、男子団体戦の部で7位に入賞し、悲願の関東大会出場を決めました。また、女子団体戦では、6月18日、八日市場ドームにて行われました千葉県総合体育大会剣道大会の決勝戦で、東海大学付属浦安高等学校と代表戦にもつれ込む接戦の末、惜しくも敗れてしまいましたが、準優勝という輝かしい結果を残すことができました。悔しい思いやつらいこともたくさん経験する中で、最後まで諦めずに戦い抜いた選手や部員全員に、「よく頑張った」と伝えたいです。
また、今回男女ともに好成績を収めることができた理由の一つとして、本校の強みである「中学1年生から高校3年生までの6年間にわたって指導ができること」が挙げられると思います。
実際、本校のほとんどの生徒が中高一貫生であり、中学3年間で「明徳の剣道」である“剣道の基本”の土台をつくり、高校でさらにそれを磨いていくという、一貫した指導が可能です。
中学においても全国大会出場を目標に活動しており、昨年の千葉県総合体育大会では惜しくも準優勝で全国には届きませんでしたが、本校の剣道に触れた小学生や中学生が「千葉明徳中学校」や「千葉明徳高校」を進学先に選んでくれたことで、より意識の高いチームづくりにつながっています。
今回このように結果を残すことができたのは、日頃より剣道部の指導にご理解・ご協力をいただいている保護者の皆様、そして剣道部を支えてくださったすべての方々のおかげです。心より感謝申し上げます。
今後も中学・高校ともに全国大会を目指して精進してまいりますので、変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。

【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士 佐藤 彩香■◆■
7月7日(月)に七夕会を行いました。
今年は「令和7年7月7日」……ということで、“7”が3つ揃う、なんだか特別な日……! 学園から笹をいただき、短冊や自分たちで作った笹飾りを付けて、とても華やかな玄関になり、子どもたちも大喜びでした。
短冊には、「いっぱい歩けるようになって、お友だちとたくさん遊びたい」「フルーツがいっぱい食べたい」「ポケモンの世界に行きたい」など、年齢ならではの願いや、興味のあることなど、さまざまな思いが込められており、読んでいて思わずほっこりするものばかりでした。その中には職員の「お金持ちになりたい!」という、ユニークな短冊も……(笑)
みんながさまざまな思いを抱きながら迎えた七夕会当日。全員で「たなばたさま」を歌って、会がスタートしました。職員によるブラックライトシアターはお部屋を暗くして行ったのですが、初めて参加する0歳児のお友だちも泣くことなく過ごすことができました。パネルがピカッと光ると、お兄さんお姉さんからは「わ~っ!」と驚きの声も上がりました。
短冊紹介タイムでは、年長さんが前に立って自分のお願いごとを発表しました。恥ずかしがりながらも自信をもって話す姿に成長を感じるとともに、その姿を見た年少さんや年中さんが憧れを抱くきっかけにもなりました。その場で発表したいお友だちを募ると、ほとんど全員が挙手。たくさんのお友だちが発表し、話し終えたときには自然と拍手が起こり、和やかで温かい雰囲気の中、会が進んでいきました。
最後は、みんなで伝統の千葉踊り! 例年は「さつき会」という老人会の方々が来てくださり、南京玉すだれの披露や千葉踊りを一緒に楽しみますが、今年は都合が合わずお越しいただけなかったため、職員と子どもたちが力を合わせて、楽しく踊り切りました!
短い時間ではありましたが、今年度初の行事は大成功! 元気いっぱいで優しさあふれる子どもたちや保護者の皆様、そして保育園に関わるすべての皆様の願いが叶いますように――職員一同、心よりお祈りしています☆

【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 保育教諭 神代 渚■◆■
6月20日、21日にお泊まり会を行いました。
当日を迎えるまで、グループやクラス全体で話し合いの時間をもち、みんなで『お泊まり会』のイメージを膨らませてきました。話し合いではさまざまな意見が出され、回を重ねる中で、少しずつ自分の思いを伝えることに自信をもつ姿や、友だちの気持ちに共感する姿が見られるようになってきました。自分の気持ちを伝えることが苦手な子もいましたが、そんな時は周囲の友だちがサポートし、伝えられるよう助け合う様子が見られました。
お泊まり会の前日には、近くのお店へ買い物に出かけました。グループで決めた役割を、それぞれの子どもが責任をもって果たす姿に、頼もしさを感じました。
当日は登園から大興奮!そんな中でも、火おこしや調理はグループごとにしっかりと行い、栄養士の力も借りながら、美味しいカツカレーを作ることができました。念願だったドラム缶風呂にも入り、「気持ちいい~!」と至福の表情。終始、最高の笑顔で過ごすことができました。翌朝には「まだ帰りたくない」「もう一度お泊まり会、みんなでやりたいな」という声がたくさん聞かれ、私自身もとても嬉しく、最高の思い出になりました。
年長になった子どもたちには、「自分で考えてみる」「友だちと話し合ってみる」という経験をしてほしいと願い、大人は「信じて、見守る」ことを大切にしています。まだまだ難しい面もありますが、「自分たちでできた!」という達成感や満足感を味わい、その経験を自信にして小学校へ向かってほしいと願っています。私も子どもたちからたくさんの刺激を受けながら、これからも「嬉しい」「楽しい」「悲しい」など、さまざまな気持ちを共感し合い、一緒に成長していきたいと思っています。

【幼稚園】

■◆■千葉明徳短期大学附属幼稚園 保育教諭 岸 恵美■◆■
7月12日(土)に、年長組のお楽しみ会を開催しました。
子どもたちにとって楽しくて特別な1日を過ごしてほしいという願いのもと、4つのお楽しみを計画し、準備を重ねてまいりました。
お楽しみ①では、クラスごとに「おまつり」をテーマにお店やゲーム作りを行いました。6月上旬ごろから、何を作るか意見を出し合い、決まったものに必要な材料や工程を考えながら活動を進めてきました。初めの頃は「僕(私)はこれがいい」とそれぞれの気持ちが前面に出ていた子どもたちでしたが、製作を進める中で「こうしたらどうかな?」「それいいね!」などとお互いの思いに耳を傾け、協力して作り上げようとする姿に成長を感じました。当日は、3クラスでお店屋さんとお客さんを交代しながら、作ったものを誇らしげに紹介したり、やりとりを楽しんだりする姿が見られました。
お楽しみ②では、「理事長先生による星のお話」「宝探し」「虫探し」「水(スライム作り)遊び」から好きな活動を選び、存分に楽しみました。普段とは異なる特別な活動に、子どもたちは大興奮でした。
たくさん遊んでお腹がすいてくると、いよいよ食事の時間です。子どもたちが楽しく活動している裏で、職員が夕食の準備を進めていました。メニューは《ポトフとおにぎり》。みんなで同じものを食べることで、いつも以上に美味しく、楽しく感じられたことと思います。
お楽しみ③では、職員の特技を活かしたパレードを鑑賞し、お楽しみ④では、園長先生のギター演奏と共に『見上げてごらん夜の星を』を歌い、園庭から打ち上げ花火を楽しみました。どちらの場面でも、目を輝かせて夢中になる子どもたちの表情に、私たちも幸せな気持ちになりました。
幼稚園でたくさんのお楽しみを経験し、友達と楽しく過ごしたお楽しみ会。この1日が子どもたちにとって忘れられない特別な思い出になっていたら嬉しいです。

【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 保育士 堀内 美里、三平 寧々■◆■
例年、七夕の行事について触れていますが、今年は、0歳児から5歳児がいる中で、初めての七夕の行事となりました。
係として、事前にやっておくことや、5歳児もいる中で子どもたちにどのように伝えていくのかを共有したことで、係でのやることを進めていくことができました。
今年から、短冊の五色の意味や七夕飾りの意味、七夕クイズについての掲示を行いました。子どもたちがそれに気付き、興味をもつ姿や、送迎時に保護者と一緒に見たり話したりする姿など、七夕に触れるきっかけになっているように感じました。また、子どもたちだけでなく、保護者の方々にも七夕についてより詳しく知っていただく機会になればという気持ちも込めて、掲示を行いました。
特に4・5歳児では、七夕飾りの掲示を見て「これ、綺麗だね」「私も作りたい」「どうやって作るのだろう」と言う姿も見ることができました。子どもたちの興味に合わせて、七夕飾りの作り方も一緒に掲示したり、幼児でも作れるような内容の飾りを掲示したりすることで、子どもたちが「自分で作ってみたい」とより意欲につながると感じました。
今回、初めて七夕のパネルシアターを行ったことで、子どもたちにとって七夕がどのような話なのかを、より詳しく知ることができたのではないかと感じます。話をするだけでなく、実際に絵や物語など視覚でも伝えることで、子どもたちが興味をもって見ようとする姿や、視覚から覚えていく様子も見られました。
今年だけでなく、来年の七夕や他の行事でも、行事のねらいに合わせてパネルシアターを見る機会をつくったり、話の内容を統一して子どもたちに伝えたりすることも大切だと感じました。

【法人事務局】

■◆■法人事務局 広報室■◆■
6月27日(金)10時から、中学校・高等学校体育館において、学園創立者・福中儀之助先生献花式が、短期大学から保育園まで学生、生徒、園児、教職員等一堂に会し、行われました。
また、同日11時から、学校法人千葉明徳学園理事会が開催されました。理事8名出席、監事2名参加のもと、本館1階会議室にて行われ、以下のいずれの議案も承認されました。
■議事内容
第1議案 令和7年度第一次補正予算に向けて
第2議案 学校法人千葉明徳学園休職規程の一部改正について
第3議案 2025年度理事長賞について
第4議案 短大定員の確保試案について
第5議案 その他
■報告事項
1.学校法人千葉明徳学園創立100周年記念事業について
2.令和7年度施設改修について
3.その他
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