ナンバリング

A②05

科目名

現代社会論<各論> 「現代社会の中の犯罪-同じ社会に生きる者として」

実務経験のある教員による授業

 

担当形態

単独

担当教員

金子重紀

ディプロマポリシーとの関連性

②, ③, ④

テキスト

随時、資料を配付します。

開講時期

通年

単位数・

授業形態

4単位 演習

到達目標

犯罪や非行は、私達自身にも関わる社会の問題である側面を持つことを認識する。

犯罪・非行の背景、これに通じる社会の中の問題を指摘できる。

犯罪や非行を行なった者に対する見方や考え方を自分のものとして確立し、説明できる。

授業の概要

現代社会の中で、犯罪・非行がなぜ起きるのか、その原因を明確にすることは困難ですが、犯罪・非行の傾向・原因は、現在の社会を反映しているともいえます。犯罪は、社会の状況を映し出す鏡とも言えます。

  本授業では、刑事裁判手続、少年審判手続の概要を把握した上で、実際の刑事裁判を傍聴し、少年院や刑務所の施設を見学すること、最終的には模擬裁判を学生とともに行い、犯罪・非行の背景を考えることを学んでいきたいと思います。

授業計画

第1回 刑事手続き・少年審判手続の概要①

第2回 刑事手続き・少年審判手続の概要②

第3回 講師が担当した刑事事件・少年事件の事案の紹介

第4回 刑事裁判の傍聴①

第5回 刑事裁判の傍聴②

第6回 刑事裁判の傍聴(可能であれば、裁判員裁判)

第7回 犯罪・非行の分析①

第8回 犯罪・非行の分析②

第9回 犯罪者・非行少年の更生のための制度①

第10回 犯罪者・非行少年の更生のための制度②

第11回 刑事収容施設もしくは更生保護施設の見学①

第12回 刑事収容施設もしくは更生保護施設の見学②

第13回 時代背景を知ろう(戦後の歴史)①

第14回 時代背景を知ろう(戦後の歴史)②

第15回 自分たちで問題を解決してみよう(和解への試み)①

第16回 自分たちで問題を解決してみよう(和解への試み)②

第17回 裁判傍聴(東京地裁)もしくは施設見学

第18回 模擬裁判準備①

第19回 模擬裁判準備②

第20回 模擬裁判準備③

第21回 模擬裁判①

第22回 模擬裁判②

第23回 判決を考える

第24回 まとめ

準備学習

・授業の前に、前回の授業で何をしたかについて確認すること (必要時間:各回30分以上) 。

・授業内で学んだことを整理し、自分の見解をまとめること(必要時間:各回30分以上)。

評価方法

・随時のレポート - 50%

・討論や模擬裁判への参加状況(積極的な取り組み、発言内容等) -50%

参考文献

「犯罪白書」

ただし、必要な統計は、随時資料として配付する。

特記事項

課題へのフィードバック方法

裁判傍聴は、東京地方裁判所もしくは千葉地方裁判所を考えている。また、施設見学(千葉県内もしくは近県)については、未定であるが、いずれも現地もしくは現地付近集合となるため、各自交通費負担となる。

【課題等のフィードバック方法】

レポートに対してはコメントを行う。

模擬裁判については、講評を行う。

卒業・免許状・資格との関連

卒業

必修

幼稚園教諭免許状

   

その他

 

保育士資格

 

教養科目

実務経験のある教員等による授業内容

 

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