ナンバリング

B①06

科目名

発達心理学(演習)

実務経験のある教員による授業

担当形態

単独

担当教員

石井喜美

ディプロマポリシーとの関連性

①・②・④

テキスト

「保育の心理学Ⅱ 演習で学ぶ、子ども理解と具体的援助」萌文書林 978-4-89347-171-0

開講時期

後期

単位数・授業形態

1単位 演習

到達目標

 子どもと共に生活し、その育ちを支え、かかわりながら自らも育っていく者となるために、以下のことを目標にします。

・子どもは生活や遊びの中で、生きるために必要な様々な経験をしていることを説明することができる。

・子どもの発達理解に基づく援助という観点から、保育行為を捉えて記述することができる。

授業の概要

 保育の現場で、子どもが身近な環境や人とかかわって体験することが、その子どもの発達とどう結びついているのか、またそれを援助するとはどういうことなのかを学びます。

 授業では、実習等で出会った子どもの生活や遊び、保育者の援助や環境構成といったものを結びつけながら、子どもの発達を踏まえた保育実践について学びます。

また、話し合い等のグループワークを通して考察を深めていきます。

授業計画

第1回 オリエンテーション 保育における子ども理解の意義

第2回 子ども理解における発達の把握

第3回 生活や遊びを通した学び①子どもにとっての生活や遊びとは

第4回 生活や遊びを通した学び②遊びと発達

第5回 子どもの主体的学び①子どもの主体的行動と保育者の関わり

第6回 子どもの主体的学び②主体性を尊重した発達援助

第7回 環境としての保育者と子どもの発達

第8回 身体感覚を伴う多様な経験と環境の相互作用

第9回 個と集団の発達を踏まえた保育

第10回 集団における経験と育ち

第11回 発達の課題に応じた援助や関わり

第12回 発達の連続性と就学への支援

第13回 現代社会における子どもの発達と保育の課題

第14回 これまでのまとめ 期末試験

第15回 期末試験解説 全体の振り返り

準備学習

毎回60分以上の予習と復習時間をとること。

・授業内で提示される課題を行うこと。その際、発達心理学(講義)や実習等で学んできたことと関連づけながら考えてくること。

・授業内で学んだことを復習し、理解しておくこと。

評価方法

・授業での取り組み(グループワークへの参加、発言内容等)ー20%

・毎回のリアクションペーパー、または課題 ー30%

・期末試験 ー50%

参考文献

繁多 進(監修)向田久美子・石井正子(著)『新 乳幼児発達心理学-もっと子どもが分かる 好きになる-』(福村出版)

特記事項

課題へのフィードバック方法

【課題等へのフィードバック方法】

リアクションペーパーや課題等については、授業内に解説する等してフィードバックを行う。

卒業・免許状・資格との関連

卒業

幼稚園教諭免許状

必修

教育の基礎的理解に関する科目

その他

保育士資格

必修

保育の対象の理解に関する科目

実務経験のある教員等による授業内容

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