ナンバリング

B⑤04

科目名

社会的養護Ⅱ

実務経験のある教員による授業

 

担当形態

単独

担当教員

中嶋一郎

ディプロマポリシーとの関連性

①・②・③・④

テキスト

児童の福祉を支える 演習 社会的養護Ⅱ 萌文書林

開講時期

前期

単位数・

授業形態

1単位  演習

到達目標

1.児童福祉施設における養護の意義を理解し、専門的な支援者としての保育士に必要な認識を身につける。

2.子どもの成長・発達に果たす養護の意義について学習し、保育士としての役割・感覚を身につける。

3.子どもの最善の利益を意識した支援の実践方法を身につける。

4.社会的養護に関わる施設の事例分析を行い、利用者理解と事例への洞察力、支援の視点を身につける。

授業の概要

この科目は、保育士資格を取得するための必修科目であり、保育士実践に必要な知識・技能を学習するものである。

具体的には、子どもと家族に対応する「専門的な支援者」である保育士として、社会的養護、施設が目指そうとしている方向性と施設における家族、子どもへの支援の在り方を「子どもの最善の利益」「子どもの権利」という視点から理解するため、保育士の専門性にかかわる知識・技術とその応用に関して具体的な事例を交えて学ぶ。

これらを通じて実習に向けた準備等ができるようにする。

授業計画

第1回:社会的養護における児童の権利擁護と保育士の倫理及び責務①児童の権利擁護(1)

第2回:社会的養護における児童の権利擁護と保育士の倫理及び責務②児童の権利擁護(2)

第3回:社会的養護における児童の権利擁護と保育士の倫理及び責務③保育士等の倫理及び責務

第4回:施設養護の特性及び実際①児童養護の体系と児童福祉施設の概要

第5回:施設養護の特性及び実際②日常生活支援と諸施設の暮らし(1)

第6回:施設養護の特性及び実際③日常生活支援と諸施設の暮らし(2)

第7回:施設養護の特性及び実際④日常生活支援と諸施設の暮らし(3)

第8回:保育士の専門性にかかわる知識・技術とその傾向①保育士の業務、虐待された子どもへの支援

第9回:保育士の専門性にかかわる知識・技術とその傾向②虐待への対応、子どもと家族への支援

第10回:保育士の専門性にかかわる知識・技術とその傾向③児童相談所の連携、虐待した家族への支援

第11回;保育士の専門性にかかわる知識・技術とその傾向④ソーシャルワークの技術活用、アドミッションケア

第12回:保育士の専門性にかかわる知識・技術とその傾向⑤リービングケア、アフターケア

第13回:今後の課題と展望①施設の小規模化と地域連携

第14回:今後の課題と展望②施設の小規模化と地域連携

第15回;まとめ社会的養護の施設で働くということ

準備学習

授業前には、毎回60分の予習としてテキストに目を通しておくこと。

授業後には、授業内容の復習を60分以上行うこと。

評価方法

授業への積極的参加度、日常の受講態度、レポート等を総合して評価する。

1 授業への出席 45%

2 授業毎の感想・レポート 45%

3 授業への積極的参加度 日常の受講態度 10%

参考文献

 

特記事項

課題へのフィードバック方法

携帯電話等の使用や私語等を慎むことは、守るべきマナーです。(減点の対象)授業等で不満があれば個人的に受け付けておりますので、いつでもご相談ください。自分の意見を持つことは、共に学ぶ学友との相互理解を深めるための道具です。自分の意見はワークシートにまとめ、それを元に他人と議論を交わしてください。(以下、加点の対象)他の学生を尊重し、その意見をしっかりと受け止めてください。発表の際には、他の学生に伝わる大きさの声で行ってください。わからないことがあれば、授業内、外で積極的に質問をしてください。

【課題等へのフィードバック方法】

授業毎に課す感想レポートについては、特に返却はいたしません。ただし、質問等の記載があった場合は、個別対応、または次回の授業にて補足をします。

卒業・免許状・資格との関連

卒業

 

幼稚園教諭免許状

   

その他

 

保育士資格

必修

保育の内容・方法に関する科目

実務経験のある教員等による授業内容

 

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