ナンバリング

B⑥01

科目名

専門総合演習「環境からこどもと遊びを考える」

担当形態

単独

担当教員

古賀琢也

ディプロマポリシーとの関連性

①・②・④

テキスト

開講時期

前期

単位数・

授業形態

2単位　演習

到達目標

・その環境のなかでの子どもの興味や、遊びの変化を観察する。

・遊びや保育について、自分なりに考察し、記録や対話を通して言語化しようとする姿勢を身につける。

・他者との対話をするために必要な関係づくり、ファシリテート、質問とその役割を理解する。

授業の概要

　保育や子どもにとっての「遊び」は、非常に多様で変化に富む。この授業では、特に戸外での遊びについて、子どもたちがその環境の中で何に興味や関心を持ち、遊びがどのように変化していくのかを考えていく。そして子どもの興味や関心に応じて、どのような工夫ができるのか環境構成についても考えていく。

　また、実際の子どもの姿を観察し、記録（ドキュメンテーション）を通した対話（ダイアログ）を大切にすることで、チームとして保育や環境を意図的に形作る（デザインする）姿勢について考えていく

授業計画

第1回　 オリエンテーション　互いを知る対話

第2回　 実際の姿を観察し、記録しよう

第3回　 記録を基に対話しよう

第4回　 遊びと環境の関係を考える①

第5回　 遊びと環境の関係を考える②

第6回　 子どもの興味・関心を基に、自分の関わりや環境を考える

第7回　 関わりながら考える、投げかけてみる①

第8回　 投げかけてみたことの振り返りと評価①

第9回　 関わりながら考える、投げかけてみる②

第10回　投げかけてみたことの振り返りと評価②

第11回　遊び、子ども、環境について対話する①

第12回　遊び、子ども、環境について対話する②

第13回　対話から見えてきたことをまとめる①

第14回　対話から見えてきたことをまとめる②

第15回　まとめ

準備学習

・授業内で提示された課題について調査・検討（必要時間：各回 30 分以上）

・授業内で学んだことを整理し、まとめること（必要時間：各回 30 分以上）

・授業に際し、指定された資料がある場合は資料を読み、考えをまとめてくること

評価方法

・授業・活動への積極的な参加－70％

・レポートの提出と内容‐30％

参考文献

「保育の中のアート　プロジェクト・アプローチの実践から」小学館

「レッジョ・エミリア　保育実践入門」北大路書房

「ヴィジブルな保育記録のススメ」すずき出版

特記事項

課題へのフィードバック方法

・フィールドワーク等にかかる費用は個人負担となります。

【課題等へのフィードバック方法】

・レポートは授業内で共有し、コメント等を加え、返却します。

卒業・免許状・資格との関連

卒業

必修

幼稚園教諭免許状

その他

保育士資格

実務経験のある教員等による授業内容