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学園ニュース

学園ニュース 2026年2月号(303号)

【短期大学】

■◆■千葉明徳短期大学 教授 池谷 潤子■◆■

 短大での学びを振り返り、ゼミ担当教員の指導のもとで執筆した「卒業レポート」を発表する2年生による「学びの成果発表会」が2月5日に行われました。
 今年度の研究発表テーマは多岐にわたり、学生一人ひとりの興味・関心や実習体験を社会課題と結びつけながら探究を深めてきました。ゼミ担当教員も半年間にわたり学生と向き合い、その学びを支えてきました。個人研究発表のテーマをいくつか紹介します。
・「保育者の持つ『かわいい』の価値観が子どもたちに与える影響」
・「折り紙の歴史と保育現場における折り紙の活用について」
・「手話から考えるろう者の教育環境と社会」
・「障がい者に対する理解・態度の変容に関する研究 ― 自身の実習体験事例から ―」
・「運動会の現状から考える、子どもの主体性を尊重した保育について ― インタビュー調査を通して ―」
・「幼児期における鍵盤ハーモニカの意義と課題」
・「保育者の言葉かけの質は、子どもの主体性にどのような影響を与えるか」
・「音楽と身体表現 ― フィールドワークでの舞台鑑賞と自身の新体操経験から考える、幼児に適した身体表現とは ―」
・「失恋の経験は必要か? ― 恋愛経験における自己成長の考察 ―」
 2年生の発表を聞いた1年生の感想を紹介します。「今回の学びの成果発表会を通して、世の中で何となく当たり前に存在している物事も、調べてみると外部からの影響により身体的・心理的に作用していることを知りました。私たちは無意識でありながら、確かな理由によって動かされているのだと感じました。
 例えば、睡眠時間と朝食の関連性についてです。私はこれまで、睡眠不足によって胃の中の食物が消化されず、それが満腹感につながり食欲が湧かないのだと思っていました。しかし発表では、自律神経の乱れやストレスホルモンの影響が関係していることを知りました。臓器の不調だと思っていたものの、実際には神経やストレスが要因だったのです。
 また、『子どもを産みたいとは思わないが関わりたいという若者の心理』についても、私自身同じ考えを持っており疑問を抱いたことはありませんでした。しかし、ニュースやSNSなどの情報媒体を通して“子育ては大変”という情報を受け取ることで、『それなら自分はやめておこう』という心理が働くことを知りました。
 このような気づきを得られたことはとても興味深く、もっと多くの発表を聞きたかったと感じました。日常にあふれる不思議から社会問題まで、2年生の学びの成果に触れることができ、とても面白かったです。私も自分なりの疑問を見つけ、それを深く調べていけるようになりたいと思いました。」(1年生)
 本短期大学は「体験から学ぶ」ことを教育の根幹に据えています。学生一人ひとりが体験を通して子どもや社会の課題と向き合い、「私たちは何を感じ、何を学んだのか」を仲間と語り合い、さらに深く考察することで、保育者として働くための確かな軸を育てていきます。
 これからも本学は、そのような保育者養成校としての役割を果たしてまいります。


【中学校】

■◆■千葉明徳中学校 教諭 奥村 和男■◆■

 千葉明徳中学校一貫コースの発掘課程(中学1年生・2年生)では、1月に毎年恒例の百人一首大会が行われます。
 今年度は1月16日(金)に大会が実施されました。
 中学2年生にとっては2度目の百人一首大会であり、中学校生活最後の大会となります。学年としては「全力で楽しむ」ことをモットーに、「100首すべてを覚えて大会に挑もう」と生徒へ伝えてきました。また、「私の一首」を選び、私訳やおすすめポイント、重要な表現などをまとめる課題に取り組むことで、百人一首をより深く学び、愛着をもてるよう工夫しました。
 百人一首大会当日は、予選を3戦行った後に決勝戦という流れで進みます。決勝戦はYouTubeライブ配信も行われました。
 8時50分、合宿所と視聴覚室に分かれて予選が始まりました。どの生徒も多くの札を取ろうと真剣です。「ちはやぶる~♪」と読まれると、ものすごい勢いで札の取り合いが始まります。
 予選が終わるとベスト7が選出され、そのうち上位4人で決勝戦が行われました。決勝戦で戦う4人はもちろん100首すべてを覚えています。手札の配置や1字目で反応する瞬発力、狙い札が取られても集中力を切らさない精神力など、さまざまな力が必要となります。独特の緊張感のもと、決勝戦が行われました。YouTubeライブ配信で見ている生徒も、「戦局がどのように移り変わるか」と手に汗を握っていました。
栗原先生、清水先生、佐藤先生、新倉先生、安生先生、戸取先生といった国語科の先生方のおかげで、滞りなく百人一首大会を終えることができました。特に、清水先生、佐藤先生、戸取先生は、高校に所属しながら大会運営にあたってくださいました。また、YouTubeライブ配信では、長谷川先生と杉本先生がサポートしてくださいました。中高やコースの隔たりなく、さまざまな先生方の支えもあり、生徒たちにとって思い出深い百人一首大会になったと思います。
ありがとうございました。
  


【高校】

■◆■千葉明徳高等学校 入試広報室主任 篠崎 真輝■◆■

 高等学校の入試は、1月17日・18日・28日に実施され、すべての日程を滞りなく終えました。
 コース間のスライドを除く実質的な志願者数は1,220名と、大幅に増加した昨年とほぼ同数となりました。併願者の1次手続者は743名(昨年度840名)、入学が確定している専願者は198名(昨年度155名)となっています。公立高校の合格発表を経た2次手続きの締め切りは3月上旬のため、入学者数はまだ確定していませんが、昨年度に引き続き、多くの入学生を迎えられそうな情勢です。
 今年度は、年間を通したイベント構成のさらなる見直しや頻繁な外回り営業、Instagramの強化を進め、募集イベントへの動員は昨年度に比べ10%以上増加しました。このように、今年度も生徒募集はひとまず良い形で終えることができました。
    しかし、次年度も近隣の私立高校がどのような募集要項を打ち出すのか、公立高校入試にどのような変化があるのか、また加速度的に進む少子化など、依然として外部要因に左右されやすい状況であることに変わりはありません。授業料無償化の影響がどの程度出ていくかを見通すことも容易ではなく、本校の進学実績も踏まえながら、いわゆる「数と質」のバランスを見極め、次年度の募集要項を策定する必要があります。
 私個人としては、高校募集の中心を担うようになり2年目を迎え、ようやく学校内外の入試広報業務を少し俯瞰できるようになってきたと感じています。1回の失敗が3年尾を引くことになる仕事です。次年度も気を引き締めて生徒募集に取り組んでまいります。教職員の皆さまのご協力に御礼申し上げます。
 


【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 保育士 神長 美里、松本 遥■◆■

 12月14日(日)、本校にて「CHIBA MEITOKU SPORTS FESTA 2025」を開催しました。
 本イベントは、地域の小学生や保護者の皆様にスポーツの楽しさを体験していただくとともに、本校の教育活動や生徒の学びの姿を広く知っていただくことを目的として実施しました。
 当日はあいにくの雨天となりましたが、事前に準備していた雨天時対応プログラムへ速やかに移行し、体育館を中心にイベントを実施しました。限られた環境の中でも、安全面に十分配慮しながらスポーツ体験や交流、パフォーマンスを行い、参加した小学生たちは終始笑顔で活動に取り組み、満足そうな様子が印象的でした。
 本イベントの企画・運営は、アスリート進学コースの生徒たちが中心となって行いました。競技体験の内容検討から当日の進行、誘導、参加者への声掛けに至るまで、それぞれが役割を自覚し、主体的に準備を重ねてきました。生徒たちが自ら考え、行動する姿は、本校が大切にしている「思考する学びの実践」を体現するものであり、大きな成長を感じられる機会となりました。
 また、スポーツ系ユーチューバー〈えんどれす〉様による企画が行われ、会場は大いに盛り上がりました。軽快なトークと参加者を巻き込んだ演出により、体育館全体が一体感に包まれ、子どもたちにとって忘れられない時間となりました。本校卒業生が所属するグループとして、在校生にとっても良い刺激となりました。
 さらに、イベント記念Tシャツの作成にあたりましては、八ヶ岳氷菓店様より多大なるご協賛を賜りました。心より感謝申し上げます。地域や関係各所のご支援に支えられ、本イベントを成功裏に終えることができました。
 今後も、地域とのつながりを大切にしながら、生徒の主体性とスポーツの力を生かした教育活動を継続してまいります。
 


【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園  看護師 山本 博美■◆■

 2月3日に節分会を行いました。
 節分会の計画を担当するメンバーは、看護師である私と経験豊富な保育士2名で、準備段階から学びの多い時間となりました。
 私たちはパペットを使った劇で、「心の中のイヤイヤ鬼や怒りんぼ鬼、泣き虫鬼が豆まきを通じて笑顔になる」という内容を考えました。その中で、保育士からの「鬼も本当は友だちが欲しかった」という設定に、私ははっとさせられました。鬼も寂しい気持ちを持っていて、豆まきの後に友だちを作ることができるという内容は、鬼は怖い存在というだけでなく、気持ちを持った存在であることを子どもたちに伝えられると感じました。
 また、劇の前に子どもたちが作った「鬼のお面」や「豆入れ」を何人かに発表してもらう場面を取り入れたのも、保育士のアイデアでした。自分の作品を見てもらい、認められる経験が、その後の豆まきへの参加意欲につながっていくことを改めて感じました。  当日は劇も好評で、その後はいよいよ豆まき。鬼が登場すると、たんぽぽ組(1・2歳児クラス)では泣いてしまう子もいましたが、立ち向かって豆代わりのカラーボールを投げる子どももおり、その姿に驚きました。
 さくら組(3歳以上児クラス)でも泣いてしまう子はいましたが、豆まきの後に自分から鬼に「友だちになろう」と声をかけ、抱っこしてもらう姿も見られました。
 中でも印象に残ったのは、「鬼にぎゅっとしてもらったら、いい匂いがした」と話してくれた子どもの言葉で、思わず笑ってしまいました。
 子どもたちは家で、どのように今日の出来事を話したのでしょうか。「鬼はこわくなかったよ」「友だちになったよ」と、安心した気持ちで話してくれていたら嬉しいです。
 その後、毎日のように節分の壁新聞を親子で楽しそうに見ている姿からも、鬼を怖がっていない様子が伝わってきました。
 今回の節分行事を通じて、担当者それぞれが意見を出し合い、試行錯誤しながら作り上げることで、子どもたちの気持ちに寄り添った行事を行えたと思います。「劇を手伝おうか」「鬼やるよ」と手伝いを引き受けてくれた職員も含め、あらためて感謝を伝えたいです。


【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 保育教諭 石田 真結■◆■

 運動会を経て、友だちと一つのことに一生懸命になったり、友だちと何かをしたりすることに喜びや楽しさを感じている姿が見られています。
 1月からは、絵本『どうぞのいす』で劇あそびを行い、「どうぞならば遠慮なくいただきましょう」「空っぽにしてしまっては、あとの人にお気の毒」などのせりふを言ったり、はちみつをなめるまねやパンをかごに入れたりと、お話の世界観でもある“どうぞ”の気持ちを楽しんできました。また、絵の具で大きな木を描いたり、段ボールを使って「どうぞのいす」や看板を作ったりするなど、役や場面を思い浮かべながら、友だちと一緒に考えて劇あそびに必要な大道具作りも行いました。
 楽しんできた劇は、2月の「育ちを祝う会」の中で保護者の方に見ていただきました。緊張している様子もありましたが、アドリブが飛び出すほどなりきる姿も見られ、子どもたちにとって普段とはまた違った楽しく良い経験となったように思います。劇の後には、毎日歌っていた「うたえばんばん」を元気いっぱいに歌い、最後の掛け声には特に力が入っていました。
 昨年度、未満児クラスの担任だった私は、今回が子どもたちと行う初めての劇あそびでした。保護者の方に見ていただく機会があるということで緊張や不安もありましたが、子どもたちと一緒に楽しく進めることができ、私にとっても学びの多い時間となりました。
 ふじ組での生活も残りわずかとなりましたが、日々の遊びや関わりの中で見られる子どもたちの成長を大切にしながら、最後まで楽しく過ごしていきたいと思います。


【幼稚園】

■◆■千葉明徳短期大学附属幼稚園 保育教諭 米村 美佳■◆■

 2月3日(火)、園内で豆まきが行われました。
 節分に向けて、2歳児くるみ組では絵本を通して「自分のお腹の中にいる鬼」について話を広げてきました。
 「先生のお腹の中には“めんどくさがりやの鬼”がいるんだ。みんなの中にはどんな鬼がいると思う?」と問いかけると、「○○ちゃんはごはん食べさせて鬼がいるよ!」「○○はピンクの鬼がいる!」など、子どもたちは思い思いに自分の中の鬼をイメージしていました。
 豆まきに向けて「鬼をやっつける準備」として、模造紙をちぎって丸め、子どもたちの力を込めた“魔法の豆”を作りました。クラスでは段ボールやポリ袋で作った鬼を用意し、遊びの中で魔法の豆を投げて鬼当てゲームを楽しみながら、当日への期待を高めていきました。
 山の園舎では当日、節分の絵本を見ていると、保育者が鬼に扮して「お腹の中の鬼だぞ!」とくるみ組に登場しました。突然の鬼の登場に驚きながらも、子どもたちは作ってきた魔法の豆を手に取り、力いっぱい投げて鬼を追い出そうとします。そこへ1歳児どんぐり組の子どもたちも加わり、山の園舎のみんなで力を合わせて豆まきを行いました。
 「もうお腹に鬼はいません!」と声をそろえて呼びかけると、鬼役の保育者は「ここにいる子どもたちのお腹の中には鬼はいないようだ。じゃあ、ほかのところへ行ってこようかな」と言い残し、無事に退散。子どもたちは「やっつけたー!」と大喜びし、達成感に満ちた表情を見せていました。
 森の園舎でも、年少・年中・年長児が園庭で豆まきを行い、鬼に驚きながらも友達と力を合わせて豆を投げる姿が見られました。年長児は行事の雰囲気を盛り上げながら参加し、年齢ならではの頼もしさが感じられました。
 自分の中の鬼を想像したり、友達と力を合わせて豆を投げたりする経験を通して、節分の行事を楽しみながら心の成長を感じられるひとときとなりました。
 
【法人事務局】

■◆■法人事務局 広報室■◆■

 令和7年12月6日(土)に学校法人千葉明徳学園評議員会・理事会、令和8年2月4日(水)に学校法人千葉明徳学園理事会が開催されました。以下の通りご報告いたします。

1.1.12月6日(土)開催 評議員会・理事会
 5月17日(土)10時から、理事8名出席、監事2名参加のもと、本館1階会議室にて行われ、いずれの議案も承認されました。
-評議員会-
 評議員32名出席、監事2名参加のもと、13時より学園本館視聴覚室にて行われ、いずれの議案も承認されました。
■議事内容
第1議案 令和7年度第1次補正予算について
第2議案 学校法人千葉明徳学園役員報酬等に関する規程の一部改正について
第3議案 その他 特になし
■報告事項
1.学校法人千葉明徳学園創立100周年記念事業について
2.その他 特になし
評議員会終了後、以下の特別講演会が行われた。
講演者:上田 まりえ氏 (タレント・日本語検定委員会審議委員)
講演テーマ:「伝える」から「伝わる」へ 人と差がつく伝え方

-理事会-
 理事8名出席、監事2名参加のもと、15時45分から本館1階会議室にて行われ、いずれの議案も承認されました。
■議事内容
第1議案 令和7年度第1次補正予算について
第2議案 学校法人千葉明徳学園役員報酬等に関する規程の一部改正について
第3議案 2026年度所属長人事について
第4議案 千葉明徳短期大学 2027年度入学者の学費について
第5議案 千葉明徳短期大学 チャレンジ対象者入学金減免規程の一部改訂について
第6議案 千葉明徳高等学校 学則の変更について
第7議案 千葉明徳高等学校 教育課程の一部改訂について
第8議案 役員賠償保険の契約更新について
第9議案 労働基準監督署 是正勧告について
第10議案 その他 特になし
■報告事項
1.学校法人千葉明徳学園創立100周年記念事業について
2.その他 特になし

2.2月4日(水)開催 理事会
 理事8名出席、監事2名参加のもと、10時から本館1階会議室にて行われ、いずれの議案も承認されました。
■議事内容
第1議案 明徳本八幡駅保育園「市川市保育士宿舎借上げ支援事業補助金の補助対象となる保育士宿舎貸与に関する規程」の一部改定について
第2議案 明徳浜野駅保育園「千葉市保育士等宿舎借り上げ支援事業補助金の補助対象となる借り上げ宿舎貸与に関する規程」の一部改定について
第3議案 労働基準監督署 是正勧告について
第4議案 学校法人千葉明徳学園奨学金代理返還支援制度規程の新設について
第5議案 令和8年度役員報酬・役職手当について
第6議案 その他 3月21日(土)開催 評議員会の議案、報告事項について
■報告事項
1.学生・生徒・園児の募集状況について
2.ポジティブインパクトファイナンスについて
3.常任理事会報告について
4.その他

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