文部科学省による「AI for Scienceによる科学研究革新プログラム・AI for Science萌芽的挑戦研究創出事業」(SPReAD)に、本学の小木曽友則講師の研究が採択されました。
「SPReAD」とは、AIの進展により研究の創造性や効率を高める「AI for Science」が世界で国家戦略として推進される中、我が国でも全分野への波及と研究力強化がスピード感と危機感を持った喫緊の課題とされるいま、あらゆる分野の研究者がAIを活用して科学研究を高度化・加速化できるよう、萌芽的・探索的な研究を機動的に支援することにより、AI for Scienceの振興を促進し、我が国独自の競争優位につながる新たな研究の種や芽を創出するための事業です。
今回の第1回公募においては、全国からの応募総数15,868件に対して採択は456件、採択率は約2.9%の非常に厳しい結果となりましたが、その中で採択された小木曽講師の研究課題「保育における事故及びヒヤリ・ハット事例と園内環境画像の統合AI解析による安全性評価モデルの創出」は、教育・保育施設の事故統計等の言語データと園内写真の画像データをAIで統合的に解析し、事故の構造的要因や環境要因の影響を解明することを目的とするもので、経験則に依存してきた安全判断に量的観点を導入してリスクを可視化し、園ごとの対策への貢献と保育領域におけるAI活用の新たな可能性を提示するものです。多くの保育現場と密接な関係を保ちながら、学生の実習を行う本学ならではのテーマで、今後全国の保育施設の環境改善に大いに期待される内容です。