ナンバリング

B①10

科目名

特別支援保育Ⅰ

実務経験のある教員による授業

 

担当形態

単独

担当教員

久保瑶子

ディプロマポリシーとの関連性

①・③・④

テキスト

適宜資料を配布します。

開講時期

後期

単位数・

授業形態

1単位 演習

到達目標

 様々な障害の特性や背景を理解した上で、特別なニーズをもつ子どもの育ちを支える保育実践に関わる基礎的知識を習得する。そして、特別支援保育の本質を捉える。

・各障害の特徴を理解し、自分の言葉で説明できる。

・特別なニーズをもつ子どもの育ちを支える保育者として大切にしたいことを自分の言葉で説明できる。

・特別支援保育の本質を探求し、説明できる。

授業の概要

「障害がある子ども(人)」との関わり方に漠然と大きな不安を感じている人も多いと思います。この授業では、まず各障害の特性について、映像を交えながら丁寧に理解していきます。また、彼らの内面世界をより理解するために、様々な疑似体験を行います。特別なニーズをもつ子どもと関わる上で、保育者としてどのようなことを大切にしたいのかを自分なりに考えながら、柔軟な視点を持って参加してください。

授業計画

第1回 オリエンテーション 「障害」とは何か

第2回 特別支援保育が目指すもの:インクルーシブ教育・特別支援教育とは

第3回 発達障害とは

第4回 ASDの特性の理解と支援①~ASDという概念について~

第5回 ASDの特性の理解と支援②~ASDの基本的特性~

第6回 ASDの特性の理解と支援③~ASDの理解に基づく支援~

第7回 ADHDの特性の理解と支援①~ADHDの基本的特性~

第8回 ADHDの特性の理解と支援②~ADHDの理解に基づく支援~

第9回 LDの特性の理解と支援

第10回 知的障害の特性の理解と支援

第11回 視覚障害・聴覚障害・肢体不自由の特性の理解と支援

第12回 家庭や関係機関との連携

第13回 障害のある子どもの保育にかかわる現状と課題

第14回 個別の指導計画および教育支援計画の理解と作成

第15回 特別の保育的ニーズのある乳幼児への対応の理解

期末試験・期末試験解説

準備学習

毎週60分以上は、授業に関連する事例を調べたり、テレビや書籍を読んだりする習慣を身に付けてください。

評価方法

・コメントペーパーの内容と授業での取り組み- 30%

・期末試験- 70%

参考文献

前田泰弘編著「実践に生かす障碍児保育」萌文書林

特記事項

課題へのフィードバック方法

・講義は板書形式で行います。大学ノート(A4サイズ)・はさみ・テープのりを毎回持参してください。

・講義中心ですが、議論やワーク等を行うこともあるため、授業への積極的な参加を期待します。

・単位を修得できない場合、特別支援保育Ⅱは履修できません。

【課題等へのフィードバック方法】

試験後、模範解答を提示して解説を行います。

卒業・免許状・資格との関連

卒業

 

幼稚園教諭免許状

必修

教育の基礎的理解に関する科目

その他

 

保育士資格

必修

保育の内容・方法に関する科目

実務経験のある教員等による授業内容

 

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