ナンバリング

B⑤01

科目名

社会福祉

実務経験のある教員による授業

担当形態

単独

担当教員

佐藤隆司

ディプロマポリシーとの関連性

①・③・④

テキスト

 

開講時期

前期

単位数・

授業形態

2単位 講義

到達目標

1. 社会福祉の意義・理念を説明できる。

2. 社会福祉の制度,実施体制等を理解して説明できる。

3. 社会福祉における相談援助,利用者の権利擁護に関わる仕組を理解して説明できる。

4. 少子高齢化に関わる社会福祉の動向と課題等を理解して実際の保育業務に活用できる

授業の概要

本授業は,保育者の基礎知識として社会福祉の意義・原理,戦後日本の福祉制度の変遷を振り返り,現行の制度と課題等を理解する。

また,都市化近代化,地縁血縁関係の脆弱化による家族機能・地域の変化のため,福祉のあり方はより重要性を増しており,公的扶助(生活保護),障害福祉,子ども家庭福祉(子ども虐待),高齢者福祉などの概要と課題などを考える。

なお、授業の進捗状況などにより、若干、授業計画は前後することもあり得る。

授業計画

第1回 社会福祉の基本理念と概念

第2回 社会保障と社会保障

第3回 日本の社会福祉発達史

第4回 社会福祉の制度Ⅰ 社会福祉法制-制度と法体系-

第5回 社会福祉の制度Ⅱ 社会福祉行財政と実施機関--

第6回 社会福祉における相談援助Ⅰ 理論・意義・機能

第7回 社会福祉における相談援助Ⅱ ケ-スワ-クの原則

第8回 社会福祉施設と専門職

第9回 少子高齢化と社会福祉-少子高齢化に至る背景と課題-

第10回 生活保護

第11回 障害児(者)の自立と福祉Ⅰ 共生社会の実現と施策

第12回 障害児(者)の自立と福祉Ⅱ 障害者スポーツ大会

第13回 権利擁護と苦情解決,情報提供,第三者評価

第14回 地域福祉の意義・役割-在宅福祉・地域福祉の推進-

第15回 総括,期末試験

準備学習

【予習】授業前に授業計画のテーマに関連する用語・制度等を理解しておく。

【復習】授業中,指摘したポイントの意味を確認(復習)しておく(予習・復習計1時間以上)。

評価方法

・授業態度,参加意欲―20%

・期末試験―60%

・課題(提出期限厳守)―20%

参考文献

授業中,適宜,紹介する。

特記事項

課題へのフィードバック方法

【留意事項】

・講義中心。

・私語,飲食,化粧,電子機器使用(録画・録音等)等は禁止。

【課題等のフィードバック方法】

質問は,原則,翌週の授業前半に説明する。

試験後,模範解答を提示して解説する。

卒業・免許状・資格との関連

卒業

 

幼稚園教諭免許状

   

その他

社会福祉主事任用資格選択必修

保育士資格

必修

保育の本質・目的に関する科目

実務経験のある教員等による授業内容

児童相談所(区域担当・虐待防止調整担当・里親担当児童福祉司)、児童養護施設、児童自立支援施設などの勤務経験を活かして現場の実情と課題、指導内容などに触れ、より実践的な授業を実施する。

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