ナンバリング

B①10

科目名

特別支援保育Ⅰ

担当形態

単独

担当教員

西原 彰宏

ディプロマポリシーとの関連性

①・②・③・④

テキスト

太田俊己編著「子どもと社会の未来を拓く障害児保育─インクルーシブな保育に向けて」2021年 青鞜社  ISBN
902636-68-0

開講時期

後期

単位数・授業形態

1単位・演習

到達目標

様々な障害の特性や背景を理解した上で、特別なニーズをもつ子どもの育ちを支える保育実践に関わる基礎的知識を習得する。そして、特別支援保育の本質を捉える。

・各障害の特徴を理解し、自分の言葉で説明できる。

・特別なニーズをもつ子どもの育ちを支える保育者として大切にしたいことを自分の言葉で説明できる。

・特別支援保育の本質を探求し、説明できる。

授業の概要

「障害がある子ども(人)」との関わり方に漠然と大きな不安を感じている人も多いと思います。この授業では、まず各障害の特性について、映像を交えながら丁寧に理解していきます。また、彼らの内面世界をより理解するために、様々な疑似体験を行います。特別なニーズをもつ子どもと関わる上で、保育者としてどのようなことを大切にしたいのかを自分なりに考えながら、柔軟な視点を持って参加してください。

授業計画

第1回 オリエンテーション 「障害」とは何か:「障害」の見方の歴史

第2回 インクルーシブ教育・特別支援教育とは:特別支援保育が目指すもの

第3回 肢体不自由・視覚障害・聴覚障害の特性の理解と支援

第4回 特別支援保育の目的 子どもが主体として育つ/一人ひとりの子どもの理解

第5回 知的障害の特性の理解と支援

第6回 発達障害とは~発達障害という概念と基本的特性~

第7回 ASDの特性の理解と支援①~ASDという概念と基本的特性~

第8回 ASDの特性の理解と支援②~ASDの理解に基づく支援~

第9回 ADHDの特性の理解と支援①~ADHDの基本的特性~

第10回 ADHDの特性の理解と支援②~ADHDの理解に基づく支援~

第11回 LDの特性の理解と支援

第12回 家庭や関係機関との連携

第13回 個別の指導計画および教育支援計画の作成

第14回 期末試験/まとめ①:講義全体の要点

第15回 期末試験解説/まとめ②:あらためて、特別な手助けを必要とする子どもの保育について考える

準備学習と必要時間

毎週60分以上は、授業に関連する事例を調べたり、テレビや書籍を読んだりする習慣を身に付けてください。

評価方法

・コメントペーパーの内容と授業での取り組み- 30%

・期末試験- 70%

参考文献

鯨岡峻編 「最新保育講座 障害児保育」(第2版)ミネルヴァ書房 2013年

特記事項

課題へのフィードバック方法

・講義は板書形式で行います。大学ノート(A4サイズ)・はさみ・テープのりを毎回持参してください。

・講義中心ですが、議論やワーク等を行うこともあるため、授業への積極的な参加を期待します。

・単位を修得できない場合、特別支援保育Ⅱは履修できません。

試験後、模範解答を提示して解説を行います。

卒業・免許状・資格との関連

卒業

 

幼稚園教諭免許状

必修

教育の基礎的理解に関する科目

その他

 

保育士資格

必修

保育の内容・方法に関する科目

実務経験のある教員等による授業内容

 

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