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保育実践者のための研修サバティカルについて

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千葉市内3短期大学(植草学園短期大学・千葉経済大学短期大学部・千葉明徳短期大学)は、千葉市との連携協定を結び、その事業の一環として主に幼稚園教諭免許・保育士資格取得「特例講座」の実施や子育て支援員研修など千葉市主催研修の受託等に取り組んで参りました。

この取り組みも、本年度で3年目を迎えています。次の3年間に向けて、“3短期大学連携プロジェクト”を立ち上げ、法制化された研修の担い手から次の段階に歩を進め、保育実践者を輩出する保育者養成短期大学としての問題意識から、下記のようなタイトルの講座を展開します。

 

 

保育実践者のための研修サバティカル

 

 

この講座は、保育の担い手である保育実践者の皆様が、①一週間程度、保育現場から完全に離れた環境の中で、②保育に夢を膨らませ、もっと学びたくなるような内容の研修に参加し、③少人数の参加者同士で相互に啓発し合いながら、④再度自分を見つめ直し、これからの保育について考える機会となるような、贅沢な時間を過ごして頂くことを<ねらい>としています。

主な受講対象者は、保育現場で働き始めて5年目前後の保育実践者を想定しています。この講座への参加を機会に、新しい目標と意欲を持って、保育の現場を牽引する将来のリーダーとして育って下さることを願って展開していきます。

私どもはこのプロジェクトを、2016年度から3ヶ年の計画で段階的に作り上げていくこととしました。

その第一弾は、試行的講座として、12月の3日間、千葉市内の保育所・こども園・幼稚園等で働く保育実践者、3短期大学の卒業生を中心に20名程度の受講者で実施します。(詳細ページ)※申込受付は終了致しました。

 

2年目の2017年度には、

①保育実践研究への誘い          ②気になる子どもへの支援              ③多様な保育内容とその方法

④母子支援の最前線                 ⑤保育技術・技能の向上                  ・・・・・

等の各テーマについてそれぞれ3日間程度の開講を予定しています。

そして、完成段階となる3年目の2018年度には、上記各テーマについてそれぞれ5日間程度の講座の開講をめざしています。受講される保育実践者の皆様は一週間の安息日“サバティカル”を取って、この講座にご参加いただきます。研修の中で、受講者同士、担当講師と語らい、学び合う時間を共有し、保育への、人生への新たな意欲とエネルギーを蓄える時間を創ることができる講座として組み立ていきます。また、保育者不足の現状を考慮し、潜在保育者の発掘・復帰にも貢献できるような研修プログラムとしても活用できるように構成してきたいと考えています。

 

受講料につきましては、私どもが開講してきた「特例講座」の収益を、本講座の運営資金として投入します。したがいまして、受講生の皆様には受講料の負担がありません。

 

量的拡大が先行しがちな保育行政ですが、保育の“質”への挑戦のために、この活動を通じて、保育現場の皆様と私たちが協調して、保育者を支え、育てることに共に取り組んでいきたいと願って止みません。

 

3短期大学連携プロジェクト代表

箙 光夫

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