たいむの概要

はじめに

千葉明徳短期大学では、大学としてこれまで24年間、独自に子育て支援事業を行ってきました。平成10年10月に「親子教室」として活動をはじめ、平成16年には「ほっとステーション親子」と改称しました。平成17年には、「誰もがいつでも集い、共に育ちあう場」という理念を打ち出し、「育ちあいのひろば ほっとステーション親子」として、文部科学省の「特色のある大学教育プログラム(特色GP)」の採択を受け、新たな大学教育の、そして保育者養成のプログラムの1つのモデルケースとして実践を行いました。

平成23年度は、短期大学の事業として「ほっとステーションたいむ」、附属幼稚園の事業として「ほっとステーションめいと」と、その機能を分割して、活動を行ってきました。そして、24年度、めいとの活動を休止し、「子育て支援」という限定された規模の活動に留まらない新たな展開の基礎を創るべく再スタートしました(24年度は、めいとが休止するので、附属幼稚園との協働、めいとで行ってきた発達の気になる親子等への支援「おやこ」の継承などの新たな事業を視野に入れました)。

たいむの目指すものは、子育ての当事者が主体的にその支援に参画する新たな支援のあり方を追求することにあります。そして、学生の教育及び卒業生のリカレント教育(スタッフは明徳の卒業生)の在り方の追求を目指しています。「たいむ」では、地域の子育てに留まらない、様々な年代の「育ちあい」を目指していきたいと考えています。

たいむについて

たいむはH23年度にオープンしましたが、年間を通じて、ゆったりと過ごせる環境や時間にこだわり、そうした広場をつくり、維持していくことに取り組みました。ゆったりと親子が過ごし、支え合えるような仲間を作り、社会とのつながりが持てるような主体的な広場を目指しています。そのため、あえてプログラムを立てない「ノンプログラム」の活動を基本としています。

令和4年度は、これまでのたいむの活動を起点に、季節の行事を取り入れながら、制作や散歩、附属幼稚園山の園舎の園庭で遊んだり、短大で芋ほり体験や焼き芋をするなど、コロナ禍でも活動を続けてきました。

そして、さらにステップアップするために、常にニーズを把握し、質を上げ、本当に求められ、共に創り、地域も学生も巻き込むような動きになるように、さらなる改善を図ってきました。

【たいむの目的】
・ 保護者が主体となるような地域の子育て支援のあり方の模索と実験的な取組や利用者の参画
・ 附属幼稚園との連携・協働
・ 学生の参画・参加の促進及びその教育
・ 卒業生のリカレント教育及び新たな職場への循環性

活動の内容

・ 開催時間 : 9:30~11:30 
※現在、開室時間に変更があります。詳細はインスタグラムの毎月のおたよりをご確認ください。
・ 担当者 : 浪崎光子、斉藤花奈、井上裕美子(短大教員)、泉澤文子(短大教員)
・ 場所 : 短期大学内(わくワーク工房、ラウンジ、中庭、図書室他)

みんながいろいろな「時間」を過ごす/保護者がアイディアと力を出して、一緒に創る、みんなの広場/保護者もスタッフも学生も、ともに育つ場
会員制:登録料500円(登録手数料)会費:1日利用会員(100円1家庭);「利用料」ではなく、「いっしょに場を作る」という意味で、「会費」とする。

開催日についてはインスタグラムでお知らせしています

令和5年8月から予約なしでご参加頂けます。

【インスタQRコード】

<子育て当事者のつどいの場の提供>

子育て中の親子が誰でもいつでも気軽に集える場の提供をします。その中で気軽に相談ができたり、保護者同士で語り合ったりできる機会や雰囲気を大切にします。とくに、主体的な企画や活動を応援します。

<おやこのじかん>

発達が心配なこどもとその保護者への支援
少人数で、さらにゆったり集える予約制のサロンを行うと共に、グループで話し合えるような機会をつくりたいと考えています。

<緊急的な一時保育「ミテテ」> ※現在、お休み中

育児に疲れている家庭や発達に心配のある家庭への支援として、ひろばで緊急一時的な保育(一時保育)を行います。

<学生の参画・学生の教育>

ゼミや自主的なボランティア等、学生が主体的に参画できるようにします。とくに①1年生の参加の拡大、②2年生が主体的に参画できる仕組みとすべての学生が取り組みを知る機会をつくっています。

<地域との連携・協働>

地域の自治体やNPO、民生委員、子育て支援団体などとの連携を図っていきます。協同で行事等を実施したり民生児童委員の広場への協力を継続します。

 

連絡先

〒260-8685
千葉市中央区南生実町1412
Email :  oyako@chibameitoku.ac.jp

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